えむと、メモランダム

読み散らした本と出来事あれこれ

『飛行機の戦争1914-1945 総力戦体制への道』を読みました

今年65冊目の読了は、『飛行機の戦争1914-1945 総力戦体制への道』(一ノ瀬俊也/講談社現代新書 初版2017年7月20日)です。書店で目にして手にとったのですが、新書とはいえ380ページに及ぶ力作で読み応えがありました。 日本近現代史…

『ボストン美術館の至宝展』に行って来ました

夏休みなのに天候が不順でぱっとしない日が続いていましたが、今日はやっと晴れたので、上野の東京都美術館で開催している『ボストン美術館の至宝展』に行って来ました。平日の午後なので会場は年配の方が多かったのですが、学校が夏休みということで小中高…

『ほじくりストリートビュー』を読みました

今年64冊目の読了は、『ほじくりストリートビュー』(能町みね子/交通新聞社 初版2017年6月1日)です。こういうタイプの本は好きなので、新聞の書評で知って早速手にとりました。本書は、月刊『散歩の達人』に連載中のコラム『能町みね子の東京リア…

『砂の器 シネマ・コンサート』に行ってきました

渋谷のオーチャードホールであった『砂の器 シネマ・コンサート』(8月13日)に行って来ました。 『砂の器』は日本映画のなかでも特に好きな作品で、ビデオ(VHS)も買い、その後DVDも買って何度も観ています。主演の加藤剛さんがオーケストラ(コ…

『死ぬほど読書』を読みました

今年63冊目の読了は、『死ぬほど読書』(丹羽宇一郎/幻冬舎新書 初版2017年7月30日)です。書店で目にして、手にとりました。 本書は、伊藤忠商事の前会長で中国大使も務めた丹羽氏が、読書についてその意義、本の選び方・読み方、読書の効用など…

『月日の残像』を読みました

今年62冊目の読了は、『月日の残像』(山田太一/新潮文庫 初版平成28年6月1日)です。この前に読んだ『過去をもつ人』(著 荒川洋治)で、「エッセイ集の真価を示す一冊」と紹介されていた本で、ぜひ読んでみたいと思い手に取りました。休刊になって…

『芸能山城組ケチャまつり』へ行ってきました

『芸能山城組 ケチャまつり』へ行ってきました。本当に久しぶりでした。 芸能山城組は、世界の民族音楽をテーマに活動しているパフォーマンス集団です。このケチャまつりは知る人ぞ知るといったイベントかもしれませんが、1976年から開催され、今年は4…

『過去をもつ人』を読みました

今年61冊目の読了は、『過去をもつ人』(荒川洋治/みすず書房 初版2016年7月20日)です。書店で目にして手に取りました。以前、著者が出演していた朝のラジオ番組をよく聴いていたのですが、独特の語り口が今でも耳に残っています。 本書は、詩人…

『失われたドーナツの穴を求めて』のトークイベントに行ってきました

『失われたドーナツの穴を求めて』の刊行記念トークイベントが荻窪の書店「Title」さんであり、行ってきました。 当日(8月1日)は、本書の編者である南山大学の芝垣亮介先生と奥田太郎先生、そして本書にも登場するドーナツ店「ハグジードーナツ」の…

西友小金井店が閉店しました

JR武蔵小金井駅北口にある西友小金井店が今日で閉店となりました。イトーヨーカドー進出の影響で、同じく北口にあった東急ストアと長崎屋が相次いで閉店した後も、ある種超然として営業を続けていましたが、とうとう50年以上の歴史に幕を下ろしました。 …

『失われたドーナツの穴を求めて』を読みました

今年60冊目の読了は、『失われたドーナツの穴を求めて』(芝垣亮介・奥田太郎/さいはて社 初版2017年7月4日)です。荻窪の書店「Title」さんのイベント案内で本書のことを知り、面白そうなので手に取りました。同店で行われる刊行記念のトーク…

『あの会社はこうして潰れた』を読みました

今年59冊目の読了は、『あの会社はこうして潰れた』(藤森 徹/日経プレミアシリーズ 初版2017年4月10日)です。出版業界のことも書かれていたので手に取ってみました。 本書は、民間の信用調査会社「帝国データバンク」の情報部長を務めた著者が、…

『逆説の法則』を読みました

今年58冊目の読了は、『逆説の法則』(西成活裕/新潮選書 初版2017年5月25日)です。書店で目にして手に取りました。 著者は「渋滞学」で評判になった物理学者です。本書では、「大企業の経営不振」「格差社会の進行」「社会保証制度の崩壊不安」…

「小金井阿波おどり」を見物しました

7月22日、23日は小金井の夏の風物詩「小金井阿波おどり」。今年は久しぶりに見物しました。中央線沿線では何と言っても高円寺が有名ですが、小金井も今年で39回目で存在感はあります。 「連」それぞれに特色があって楽しいのですが、コンクールで入賞…

『新版 動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』を読みました

今年57冊目の読了は、『新版 動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』(福岡伸一/小学館新書 初版2017年6月5日)です。書店で目にして手に取りました。本書は、2009年に刊行された『動的平衡』を加筆して、新書化したものです。 本書は、脳のしく…

『久保田純米大吟醸』の口開けをしました

6月に買っておいた『久保田純米大吟醸』の口開けをしました。久保田は新潟の名酒ですが、これは新商品で6月と10月の限定発売だそうです。いつものように東小金井の佐藤商店で買い求めました。 淡麗辛口が売りのこれまでの久保田とは少し違って、このお酒…

『小倉昌男 祈りと経営 ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの』を読みました

今年56冊目の読了は、『小倉昌男 祈りと経営 ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの』(森 健/小学館 初版2016年1月30日)です。5月に読んだ『「考える人」は本を読む』(河野通和)で紹介されていて、ぜひ読んでみたいと思い手に取りました。本…

30年以上会っていなかった友人とばったり再会しました

先日、30年以上会っていなかった学生時代の友人と、思わぬところでばったり再会しました。 病院の待合室で何となく診察を待っているときに、その友人から声をかけられたのですが、長い間会っておらず、もう会うこともないだろうと思いこんでいたので、名前…

『限界国家 人口減少で日本が迫られる最終選択』を読みました

今年55冊目の読了は、『限界国家 人口減少で日本が迫られる最終選択』(毛受敏浩/朝日新書 初版2017年6月30日)です。 本書も、この前に読んだ『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』と同じく、日本の人口減少をテーマとしていますが、…

『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』を読みました

今年54冊目の読了は、『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(河合雅司/講談社現代新書 初版2017年6月20日)です。話題になっているようなので手に取ってみました。 本書は、産経新聞の論説委員である著者が、人口減少・少子化高齢化が…

パソコンを買い換えました

6年ほど使い続けたノートパソコンの動作がいよいよ怪しくなってきたので、買い替えました。 初めてパソコンを買ったのが1996年。前年にWindows95が発表され、専門家やマニアだけでなく普通の人がコンピュータを使う時代がいよいよやってきた頃です。富…

『日本の暗黒事件』を読みました

今年53冊目の読了は、『日本の暗黒時代』(森 功/新潮新書 初版2017年6月20日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は、週刊新潮の記者でもあった著者が関わった大きな事件について、取材秘話を明かしながら、そのあらましを振り返るもので…

『新版 20週俳句入門』を読みました

今年52冊目の読了は、『新版 20週俳句入門』(藤田湘子/角川学芸出版 初版平成22年4月25日)です。1988年に『20週俳句入門』が立風書房から刊行、2000年に改訂版として『新版 20週俳句入門』が学習研究社から発刊、そして本書に至って…

『人生の節目で読んでほしい短歌』を読みました

今年51冊目の読了は、『人生の節目で読んでほしい短歌』(永田和宏/NHK出版新書 初版2015年3月10日)です。この一カ月ほどで著者に関係した本を2冊読みましたが、本書は書店でたまたま目にして手に取りました。著者の選歌集を読んだのは岩波新…

『本質を見通す100の講義』を読みました

今年50冊目の読了は、『本質を見通す100の講義』(森博嗣/だいわ文庫 初版2016年9月15日)です。荻窪の本屋さん「Title」が配信している「毎日の本」で本書のことを知り、手に取りました。2015年に出版された単行本の文庫化です。 本…

『みんなの朝ドラ』を読みました

今年49冊目の読了は、『みんなの朝ドラ』(木俣冬/講談社現代新書 初版2017年5月20日)です。新聞の書評で知って、面白そうだったので手に取りました。 著者は、NHKの朝ドラ(正式名称は「連続テレビ小説」)のレビューを毎日書いているそうで…

『N響 水曜夜のクラシック』に行ってきました

NHKホールであった『N響 水曜夜のクラシック』を聴きに行きました。指揮はトン・コープマン、演目はすべてモーツァルトで、『歌劇「魔笛」序曲』、『フルートとハープのための協奏曲』、『交響曲第41番「ジュピター」』の3曲。『フルートとハープのた…

『悪文 伝わる文章の作法』を読みました

今年48冊目の読了は、『悪文 伝わる文章の作法』(岩淵悦太郎/角川ソフィア文庫 初版平成28年10月25日)です。前に読んだ『「超」実用的文章レトリック入門』(加藤明/朝日新聞出版)で参考文献として紹介されていて、タイトルが気になり手に取り…

『家族の歌 河野裕子の死を見つめて』を読みました

今年47冊目の読了は、『家族の歌 河野裕子の死を見つめて』(河野裕子・永田和弘・永田淳・永田紅・植田裕子/文春文庫 初版2014年8月10日)です。先日読んだ『歌に私は泣くだらう』(永田和宏/新潮文庫)の解説で本書が紹介されていて、気になっ…

荻窪の本屋さんTitleのトークイベントに行ってきました

荻窪の本屋さんTitleで行われた、河野通和さんと店主の辻山さんのトークイベントに行ってきました。 トークイベントは、辻山さんの問いかけに河野さんが答える形で進みました。休刊になってしまった「考える人」のこと、本に対する思い、そしてこれから…

高校のクラス会がありました

今日は高校のクラス会がありました。クラス会といっても、高校は新潟だったので、東京、神奈川、埼玉、千葉在住の数少ないクラスメートが東京同級会と称して集まります。そもそもは7年ほど前に、ある級友が声をかけたことから始まったのですが、以来ほぼ毎…

アップルワインを飲みました

5月に長男が北海道に行った折、「飲んで美味かったから」とニッカのアップルワインを送ってくれました。なかなか飲むときがなかったのですが、今日ようやく栓を開けました。初めて飲みましたが、想像以上に甘く濃厚な味わいで、ワインというイメージはあり…

『僕らの仕事は應援團。心をゆさぶられた8つの物語』を読みました

今年46冊目の読了は、『僕らの仕事は應援團。心をゆさぶられた8つの物語』(我武者羅應援團/大和書房 初版2012年8月20日)です。先日読んだ『「考える人」は本を読む』(河野通和/角川新書)で紹介されていた本です。5年前に発行されたものなの…

『歌に私は泣くだらう-妻・河野裕子 闘病の十年-』を読みました

今年45冊目の読了は、『歌に私は泣くだらう-妻・河野裕子 闘病の十年-』(永田和宏/新潮文庫 初版平成27年1月1日)です。先日読んだ『「超」実用的文章レトリック入門』(加藤明/朝日新書)で、本書が紹介されているのを見て、手に取りました。初…

ヤマボウシの花が開きはじめました

庭に植えているヤマボウシに花がつきはじめました。 このヤマボウシは今の家に移り住んだときに、植木屋さんに頼んで植えてもらったもので、思い出深い木です。それから15年が経ち、背丈くらいしかなかった木も、今では3メートルくらいの高さになっていま…

『「考える人」は本を読む』を読みました

今年44冊目の読了は、『「考える人」は本を読む』(河野通和/角川新書 初版2017年4月10日)です。6月5日に、荻窪の本屋さん「Title」で本書の刊行記念のトークイベントがあります。その前に読んでおこうと思い手に取りました。 今年8冊目…

ブログを公開

今日からブログを公開することにしました。ご興味あればお読みください。

『「下り坂」繁盛期』を読みました

今年43冊目の読了は、『「下り坂」繁盛記』(嵐山光三郎/ちくま文庫 初版2014年7月10日)です。本書の前に読んだ『「超」実用的文章レトリック入門』(朝日新書)の中で、「漸降法」というレトリックを解説する際に紹介されていた本で、面白そうな…

『「超」実用的文章レトリック入門』を読みました

今年42冊目の読了は、『「超」実用的文章レトリック入門』(加藤明/朝日新聞出版 初版2017年4月30日)です。興味があって、本書の前に読んだ『「言葉にできる」は武器になる。』(梅田悟史/日本経済新聞出版社)と、一緒に買いました。 本書は、…

小椋佳トリビュート・コンサート2017に行ってきました

『小椋佳トリビュート・コンサート2017』に行ってきました。主な出演者は、小椋佳のほか、出演順に、中村雅俊、堀内孝雄、五木ひろし、研ナオコ、梅沢富美男の豪華メンバー。小椋佳のファンであれば、誰が何を歌うのかすぐに思い浮かぶはずです。 会場の…

純米大吟醸『菫露威吹』の口開けをしました

4月末に買ったまま、ずっと冷蔵庫で眠っていた純米大吟醸・無濾過生原酒『菫露威吹(すみれつゆ・いぶき)』の口開けをしました。 最近、日本酒は、東小金井にある佐藤商店で買っています。まず二代目ご主人のブログを見て、目星をつけてからお店に行きます…

『「言葉にできる」は武器になる。』を読みました

今年41冊目の読了は、『「言葉にできる」は武器になる。』(梅田悟史/日本経済新聞出版社 初版2016年8月25日)です。 仕事では、報告書、資料、手紙(メール)など「書く」ことは日常的なことです。しかも自分は、決して下手な方ではないと思って…

『断片的なものの社会学』を読みました

今年40冊目の読了は、『断片的なものの社会学』(岸政彦/朝日出版社 初版2015年6月10日)です。先日行ってきた荻窪のTitleで目にして、手に取りました。 本書は社会学者である著者の随筆集で、自身のフィールドワークや日常生活のなかで胸に…

『アバウト・シュミット』を観ました

先日読んだ『定年後』(中公新書)のなかで、著者の楠木新さんが、「定年後の孤独や家族の存在の大切さを考えるには、最高の教材かもしれない」と紹介していたアメリカ映画『アバウト・シュミット』を観ました。定年退職、妻の死、娘の結婚と、人生の大きな…

荻窪の本屋さんTitleを訪ねました

『本屋、はじめました』を読んで、居ても立ってもいられなくなり、荻窪に行き、著者である辻山さんの書店「Title」を訪ねました。荻窪は、学生時代の4年間、賄いつきの下宿屋さんで下宿生活をしていた思い出の地です。 荻窪駅から歩いて10分ちょっと…

『本屋、はじめました』を読みました

今年39冊目の読了は、『本屋、はじめました』(辻山良雄/苦楽堂 初版2017年1月10日)です。新聞など様々な書評で取り上げられた本で、ぜひ読んでみたいと思い手に取りました。この出版社の名前は本書で初めて知ったのですが、本書専用の栞がはいっ…

『「本をつくる」という仕事』を読みました

今年38冊目の読了は、『「本をつくる」という仕事』(稲泉連/筑摩書房 初版2017年1月25日)です。書店でたまたま見かけて手に取りました。 本書は、筑摩書房のPR誌「ちくま」の連載をもとにしたもので、著者の取材を通し、活字書体の開発者、製…

八天堂のくりーむパンを食べました

八天堂さんの「くりーむパン」のことは、仕事の関係でつい最近知りました。一度食べてみたいと思っていたのですが、今日銀座まで出かけた帰り、長男に連れられて入った広島のブランドショップ「TAU」でたまたま見つけ、買って帰りました。カープ坊やの描…

『定年後 年金プラス、ひとの役に立つ働き方』を読みました

今年37冊目の読了は、『定年後 年金プラス、ひとの役に立つ働き方』(杉山由美子/朝日新書 初版2014年7月30日)です。この前に読んだ『定年後』に影響されて手に取りました。 本書は、著者が取材した30名の方を通して、定年後の生き方・働き方を…

『定年後』を読みました

今年36冊目の読了は、『定年後』(楠木新/中公新書 初版2017年4月25日)です。書店でタイトルが目に飛び込んできて、すぐに手に取りました。 著者は、生命保険会社で定年を迎え、現在は執筆活動や研修・講演活動を行っているそうですが、本書では…