えむと、メモランダム

読み散らした本と出来事あれこれ

『言の葉連想辞典』を読みました

今年49冊目の読書レポートは、『言の葉連想辞典』(絵 あわい 編 遊泳舎/遊泳舎 初版2019年6月19日)。書店で目にして、手に取りました。 仕事柄、込み入った場面で手紙を書いたり、メールを打ったりすることは日常茶飯事です。 文字だけだと人に…

『ノモンハン 責任なき戦い』を読みました

今年48冊目の読書レポートは、『ノモンハン 責任なき戦い』(著 田中雄一/講談社現代新書 初版2019年8月20日)。書店で目にして、手に取りました。 ノモンハン事件が起きてから、今年で80年。事件のあらましは、もう随分前に、半藤一利さんの『…

『さし絵で楽しむ江戸のくらし』を読みました

今年47冊目の読書レポートは、『さし絵で楽しむ江戸のくらし』(著 深谷大/平凡社新書 初版2019年8月9日)。書店で目にして、手に取りました。 本書は、江戸時代の黄表紙や滑稽本などで描かれた“さし絵”や、歌舞伎や浄瑠璃のセリフを読み解きながら…

『生き物の死にざま』を読みました

今年46冊目の読書レポートは、『生き物の死にざま』(著 稲垣栄洋/草思社 初版2019年7月15日)。書店で目にして、手に取りました。 本書は、私たちの知らないところで日々繰り返されている、生き物たちの生と死を描いたエッセイ。 セミ、カマキリ…

『金ピカ時代の日本人 狂騒のニッポン|1981年~1991年』を読みました

今年45冊目の読書レポートは、『金ピカ時代の日本人 狂騒のニッポン|1981年~1991年』(著 須田慎太郎/バジリコ 初版2019年7月10日)。書店で目にして、手に取りました。 著者の須田氏は、写真週刊誌『フォーカス』の創刊時から専属カメ…

『日本大空襲 本土制空基地隊員の日記』を読みました

今年44冊目の読書レポートは、『日本大空襲 本土制空基地隊員の日記』(著 原田良次/ちくま学芸文庫 初版2019年7月10日)。新聞広告で目にして、手に取りました。1973年に中公新書として刊行された『日本大空襲(上)』と『日本大空襲(下)』…

『発掘!歴史に埋もれたテレビCM 見たことのない昭和30年代』を読みました

今年43冊目の読書レポートは、『発掘!歴史に埋もれたテレビCM 見たことのない昭和30年代』(著 高野 光平/中公新書 初版2019年7月30日)。書店で目にして手に取りました。 本書は、テレビ草創期(1953年から1968年くらいまで)に放送…

『ヒトラーの時代 ドイツ国民はなぜ独裁者に熱狂したのか』を読みました

今年42冊目の読書レポートは、『ヒトラーの時代 ドイツ国民はなぜ独裁者に熱狂したのか』(著 池内 紀/中公新書 初版2019年7月25日)。なぜ熱狂したのかを知りたくて、また著名なドイツ文学者が本書を書いたことに興味を持ち、手に取りました。 ナ…

『象徴のうた』を読みました

今年41冊目の読書レポートは、『象徴のうた』(著 永田和宏/文藝春秋 初版2019年6月20日)。書店で目にして手に取りました。 著者の永田氏は、言うまでもなく日本を代表する歌人の一人。宮中歌会始の選者も務めています。 本書は、2018年1月…

『ヒト、犬に会う 言葉と論理の始原へ』を読みました

今年40冊目の読書レポートは、『ヒト、犬に会う 言葉と論理の始原へ』(著 島泰三/講談社選書メチエ 初版2019年7月10日)。書店で目にして手に取りました。 本書は、動物学者の著者が、人間と犬の特別な関係から、言葉、心、文明の成り立ちについ…

『人生で大切なことは泥酔に学んだ』を読みました

今年39冊目の読書レポートは、『人生で大切なことは泥酔に学んだ』(著 栗下直也/左右社 初版2019年6月30日)。書店で目にして手に取りました。 お酒に強い・弱いは、親から受け継いだ体質によるものだそうです。私はお酒に強かった父親の遺伝子を…

READY STEADY TOKYO―自転車競技(ロード)

東京オリンピックで行われる自転車のロードレース競技は、私の住む小金井市の道路もコースの一部になっています。 今日は、そのテストイベント「READY STEADY TOKYO」があり、競技を間近で観戦しました。 競技を見るのはもちろん初めて。目の前を走り抜ける…

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読みました

今年38冊目の読書レポートは、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(著 ブレイディみかこ/新潮社 初版2019年6月20日)。大きな反響を呼んでいるということを知り、買い求めました。 著者のブレイディみかこさんは、音楽好きで(パンク…

『喪失学「ロス後」をどう生きるか?』を読みました

今年37冊目の読書レポートは、『喪失学「ロス後」をどう生きるか?』(著 坂口幸弘/光文社新書 初版2019年6月30日)。書店で目にして手に取りました。 わが家で飼っているマルチーズは今年で10歳。大切な家族の一員です。ただし、まだまだ元気と…

『フォト・ドキュメンタリー 朝鮮に渡った「日本人妻」―60年の記憶』を読みました

今年36冊目の読書レポートは、『フォト・ドキュメンタリー 朝鮮に渡った「日本人妻」―60年の記憶』(著 林典子/岩波新書 初版2019年6月20日)。書店で目にして手に取りました。 著者はフォトジャーナリスト。2013年から18年にかけて11回…

『安楽死を遂げた日本人』を読みました

今年35冊目の読書レポートは、『安楽死を遂げた日本人』(著 宮下洋一/小学館 初版2019年6月10日)。書店で目にして手に取りました。 著者はスペインを拠点に活動するジャーナリスト。欧米各国の安楽死事情を取材して上梓した『安楽死を遂げるまで…

「ベルリン・バロック・ゾリステンwith 樫本大進&ジョナサン・ケリー ~ライナー・クスマウル・メモリアル・ツアー2019」

昨夜、「ベルリン・バロック・ゾリステンwith 樫本大進&ジョナサン・ケリー ~ライナー・クスマウル・メモリアル・ツアー2019」があり、会場のすみだトリフォニーホールに足を運びました。樫本大進さんの人気ぶりは相変わらずです。 プログラムの前半は、J…

『本能寺の変』を読みました

今年34冊目の読書レポートは、『本能寺の変』(著 藤田達生/講談社学術文庫 初版2019年6月10日)。新聞広告で知り、買い求めました。 本書の原本は、2003年に講談社現代新書として刊行された『謎とき本能寺の変』。本書は、その後発見された資…

『Dr.ヤンデルの病院選び~ヤムリエの作法~』を読みました

今年33冊目の読書レポートは、『Dr.ヤンデルの病院選び~ヤムリエの作法~』(著 市原 真/丸善出版 初版平成31年4月30日)。書店で目にして手に取りました。 著者は札幌の病院に在職する病理医。ツイッターでは「病理医ヤンデル」という名前でつ…

父の日 『錦帯五橋 大吟醸』

今日は父の日。息子夫婦から今年も日本酒を、娘からは枡つきのグラスをプレゼントしてもらいました。 日本酒は山口の『錦帯五橋 大吟醸』という銘柄で、私にとっては初対面。早速口開けしましたが、やや辛口のすっきりとした味わい。それでいて、吟醸酒なら…

『しあわせとお金の距離について』を読みました

今年32冊目の読書レポートは、『しあわせとお金の距離について』(著 佐藤治彦/晶文社 初版2019年4月30日)。書店で目にして手に取りました。 金融庁が公表した「老後は2000万円が必要」という報告書が波紋を呼び、政治問題化しました。野党は…

「NHK交響楽団定期公演 第1915回」

昨日午後、「NHK交響楽団定期公演 第1915回(6月Aプログラム)」があり、NHKホールに足を運びました。 指揮はパーヴォ・ヤルヴィ。プログラムの前半は、ドイツのバリトン歌手マティアス・ゲルネを迎えて、マーラーの『こどもの不思議な角笛』か…

『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』を読みました

今年31冊目の読書レポートは、『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』(著 河合香織/文藝春秋 初版2018年10月15日)。発刊してすぐに大きな反響を呼んだことは知っていましたが、読まずじまい。先頃、第50回大宅壮一ノンフィクション…

『新宿の迷宮を歩く 300年の歴史探検』を読みました

今年30冊目の読書レポートは、『新宿の迷宮を歩く 300年の歴史探検』(著 橋口敏男/平凡社新書 初版2019年5月15日)。書店で目にして手に取りました。 もうかなり昔、上京して下宿先の荻窪に向かう途中、中央線の車窓から見える西新宿の高層ビ…

『なぜ人は騙されるのか 詭弁から詐欺までの心理学』を読みました

今年29冊目の読書レポートは、『なぜ人は騙されるのか 詭弁から詐欺までの心理学』(著 岡本真一郎/中公新書 初版2019年5月25日)。書店で目にして手に取りました。 本書は、社会心理学の専門家である著者が、人の行動や考え方に影響を与えようと…

『兵隊たちの陸軍史』を読みました

今年28冊目の読書レポートは、『兵隊たちの陸軍史』(著 伊藤桂一/新潮選書 初版2019年4月25日)。書店で目にして手に取りました。 この作品は昭和44年(1969年)に刊行され、その後平成20年(2008年)に文庫化、そして今回新潮選書と…

「NHK交響楽団定期公演 第1914回」

昨夜、「NHK交響楽団定期公演 第1914回(5月Bプログラム)」があり、サントリーホールに足を運びました。 指揮はネーメ・ヤルヴィ。プログラムの前半は、イベールの『モーツァルトへのオマージュ』とフランクの『交響曲ニ短調』。後半は鈴木優人さ…

「堀正文 70th Anniversary Concert」

昨日、NHK交響楽団の名誉コンサートマスター 堀正文さんの古希を祝う記念コンサート「堀正文 70th Anniversary Concert」があり、会場のサントリーホールに足を運びました。 堀正文さんは、1979年から実に36年間、NHK交響楽団のコンサートマスタ…

『脳はなにげに不公平』を読みました

今年27冊目の読書レポートは、『脳はなにげに不公平』(著 池谷裕二/朝日文庫 奥付初版2019年5月30日)。書店で目にして手に取りました。 本書は、「週刊朝日」の連載エッセイをまとめた単行本の文庫版。最新の科学論文をもとに、脳科学に関する短…

『平成テレビジョン・スタディーズ』を読みました

今年26冊目の読書レポートは、『平成テレビジョン・スタディーズ』(著 太田省一/青土社 初版2019年5月8日)。書店で目にして手に取りました。 著者は社会学者で文筆家。略歴によれば、研究と著述のメインテーマは「テレビと戦後日本社会の関係」と…