えむと、メモランダム

読み散らした本と出来事あれこれ

読んだ2017

『東芝の悲劇』を読みました

今年90冊目の読了は、『東芝の悲劇』(大鹿靖明/幻冬舎 初版2017年9月20日)です。新聞広告で目にして、買い求めました。 東芝の経営危機が言われるようになってから、数多くの「東芝本」が出版されています。本書は、朝日新聞の記者で20年にわ…

『人類5000年史Ⅰ-紀元前の世界』を読みました

今年89冊目の読了は、『人類5000年史Ⅰ-紀元前の世界』(出口治明/ちくま新書 初版2017年11月10日)です。筑摩書房のホームページで知って、さっそく買い求めました。 本書の前書きによると、出口さんが2016年に出版した『「全世界史」講…

『暮らしのなかのニセ科学』を読みました

今年88冊目の読了は、『暮らしのなかのニセ科学』(佐巻健男/平凡社新書 初版2017年6月15日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は、理科教育の専門家である著者が、「ニセ科学」といわれるものの中でも、健康や医療に関するものを取り上…

『他人をバカにしたがる男たち』を読みました

今年87冊目の読了は、『他人をバカにしたがる男たち』(河合薫/日経プレミアシリーズ 初版2017年8月8日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は健康社会学者で、TV・ラジオのコメンテータとしても活躍している河合さんが、職場や社会に生…

『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』を読みました

今年86冊目の読了は、『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』(磯田道史/中公新書 初版2017年10月25日)です。書店で目にして手に取りました。 著者の磯田さんは人気の歴史学者。著書も多数ありますが、本書は読売新聞や雑誌に掲…

『こわいもの知らずの病理学講義』を読みました

今年85冊目の読了は、『こわいもの知らずの病理学講義』(仲野徹/晶文社 初版2017年9月25日)です。書評サイト「HONZ」のレビューで知って手に取りました。 本書は、大阪大学医学部の教授で「HONZ」のレビューアーでもある著者が、大学で…

『パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学』を読みました

今年84冊目の読了は、『パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学』(池谷裕二/クレヨンハウス 初版2017年8月18日)です。池谷さんの著書は、これまで『脳には妙なクセがある』(扶桑新書)と『ココロの盲点』(朝日出版社)を読みましたが、いずれも…

『興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国』を読みました

今年83冊目の読了は、『興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国』(本村凌二/講談社学術文庫 初版2017年9月11日)です。2007年に同じ講談社から出版された全集『興亡の世界史04 地中海世界とローマ帝国』の文庫版ですが、登場人物が多いのに加…

『統計は暴走する』を読みました

今年82冊目の読了は、『統計は暴走する』(佐々木彈/中公新書ラクレ 初版2017年9月10日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は、東京大学社会科学研究所教授の著者が、現代を生きる者にとっては「読み書き」「四則計算」に劣らず必携だと…

『悩める日本人「人生案内」に見る現代社会の姿』を読みました

今年81冊目の読了は、『悩める日本人「人生案内」に見る現代社会の姿』(山田昌弘/ディスカヴァー携書 初版2017年8月15日)です。書店で目にして手に取りました。著者の山田さんは、「パラサイト・シングル」「格差社会」といった概念を生み出した…

『地名の謎を解く 隠された「日本の古層」』を読みました

今年80冊目の読了は、『地名の謎を解く 隠された「日本の古層」』(伊東ひとみ/新潮選書 初版2017年7月25日)です。書店で目にして手に取りました。 著者は、「地名はさまざま時代の人間の営みを反映して生み出され、幾多の曲折を経て受け継がれ、…

『母さん、ごめん。50代独身男の介護奮闘記』を読みました

今年79冊目の読了は、『母さん、ごめん。50代独身男の介護奮闘記』(松浦晋也/日経BP社 初版2017年8月7日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は、元日経BP社の記者で現在はジャーナリストとして活動している著者が、認知症の母親を…

『教養としての社会保障』を読みました

今年78冊目の読了は、『教養としての社会保障』(香取照幸/東洋経済新報社 初版2017年6月1日)です。知人に勧められて7月に買い求めたものの、なかなか関心が向かず、読むのがついつい後回しになってしまいました。 本書は、元厚生労働省の官僚で…

『本物の思考力』を読みました

今年77冊目の読了は、『本物の思考力』(出口治明/小学館新書 初版2017年4月4日)です。8月に読んだ出口さんの『教養は児童書で学べ』(光文社新書)がずっと印象に残っていたところ、書店で本書が目にとまり手にとりました。 本書は、「本質を見…

『くらべる東西』と『くらべる値段』を読みました

今年75冊目の読了は『くらべる東西』、76冊目は『くらべる値段』です。(おかべたかし・文 山出高士・写真/東京書籍 初版[東西] 2016年6月13日[値段]2017年8月18日)書店で『くらべる値段』が目にはいり、先に出た『くらべる東西』と…

『しっくりこない日本語』を読みました

今年74冊目の読了は、『しっくりこない日本語』(北原保雄/小学館新書 初版2017年8月6日)です。書店で目にして手にとりました。 北原氏は筑波大学の元学長で著名な国語学者。多くの国語・古語辞典の編纂に携わっていて、著書も多数執筆されていま…

『十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」』を読みました

今年73冊目の読了は、『十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」』(西村京太郎/集英社新書 初版2017年8月14日)です。書店で目にして、手にとりました。 本書は、推理作家の西村京太郎さんが、昭和20年満14歳で入学した「陸軍幼年学校」での…

『戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇』を読みました

今年72冊目の読了は、『戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇』(堀川惠子/講談社 初版2017年7月6日)です。新聞広告で本書のことを知り、手にとりました。堀川さんの著書を読んだのは『教誨師』(講談社)以来です。 本書は、…

『今そこにあるバブル』を読みました。

今年71冊目の読了は、『今そこにあるバブル』(滝田洋一/日経プレミアシリーズ 初版2017年8月8日)です。書店で目にして、手にとりました。 本書は、日本経済新聞の編集委員である著者が、東京や大阪の街角の様子などから日本の「バブルめいた現象…

『教養は児童書で学べ』を読みました

今年70冊目の読了は、『教養は児童書で学べ』(出口治明/光文社新書 初版2017年8月20日)です。書店で目にして、手にとりました。 本書は、ライフネット生命の創業者であり読書家でも有名な出口治明さんが、大人が読んでも楽しめる児童書を取り上…

『男の作法』を読みました

今年69冊目の読了は『男の作法』(池波正太郎/新潮文庫 初版昭和59年11月25日)です。書店のホームページで知って手にとったのですが、読むのが後回しになってしまいました。この作品は、昭和56年当時のごま書房から発刊され、昭和59年に文庫化…

『ペリリュー-楽園のゲルニカ-』を読みました。

今年66冊目、67冊目、68冊目の読了は、『ペリリュー-楽園のゲルニカ-①、②、③巻』(武田一義/白泉社 初版①2016年8月5日②2017年2月5日③2017年8月5日)です。NHKのニュース番組『おはよう日本』でこの作品のことを知り、すぐに手…

『飛行機の戦争1914-1945 総力戦体制への道』を読みました

今年65冊目の読了は、『飛行機の戦争1914-1945 総力戦体制への道』(一ノ瀬俊也/講談社現代新書 初版2017年7月20日)です。書店で目にして手にとったのですが、新書とはいえ380ページに及ぶ力作で読み応えがありました。 日本近現代史…

『ほじくりストリートビュー』を読みました

今年64冊目の読了は、『ほじくりストリートビュー』(能町みね子/交通新聞社 初版2017年6月1日)です。こういうタイプの本は好きなので、新聞の書評で知って早速手にとりました。本書は、月刊『散歩の達人』に連載中のコラム『能町みね子の東京リア…

『死ぬほど読書』を読みました

今年63冊目の読了は、『死ぬほど読書』(丹羽宇一郎/幻冬舎新書 初版2017年7月30日)です。書店で目にして、手にとりました。 本書は、伊藤忠商事の前会長で中国大使も務めた丹羽氏が、読書についてその意義、本の選び方・読み方、読書の効用など…

『月日の残像』を読みました

今年62冊目の読了は、『月日の残像』(山田太一/新潮文庫 初版平成28年6月1日)です。この前に読んだ『過去をもつ人』(著 荒川洋治)で、「エッセイ集の真価を示す一冊」と紹介されていた本で、ぜひ読んでみたいと思い手に取りました。休刊になって…

『過去をもつ人』を読みました

今年61冊目の読了は、『過去をもつ人』(荒川洋治/みすず書房 初版2016年7月20日)です。書店で目にして手に取りました。以前、著者が出演していた朝のラジオ番組をよく聴いていたのですが、独特の語り口が今でも耳に残っています。 本書は、詩人…

『失われたドーナツの穴を求めて』を読みました

今年60冊目の読了は、『失われたドーナツの穴を求めて』(芝垣亮介・奥田太郎/さいはて社 初版2017年7月4日)です。荻窪の書店「Title」さんのイベント案内で本書のことを知り、面白そうなので手に取りました。同店で行われる刊行記念のトーク…

『あの会社はこうして潰れた』を読みました

今年59冊目の読了は、『あの会社はこうして潰れた』(藤森 徹/日経プレミアシリーズ 初版2017年4月10日)です。出版業界のことも書かれていたので手に取ってみました。 本書は、民間の信用調査会社「帝国データバンク」の情報部長を務めた著者が、…

『逆説の法則』を読みました

今年58冊目の読了は、『逆説の法則』(西成活裕/新潮選書 初版2017年5月25日)です。書店で目にして手に取りました。 著者は「渋滞学」で評判になった物理学者です。本書では、「大企業の経営不振」「格差社会の進行」「社会保証制度の崩壊不安」…