えむと、メモランダム

読み散らした本と出来事あれこれ

読書-歴史・地理

『「駅の子」の闘い 戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史』を読みました

2020年6冊目の読書レポートは、『「駅の子」の闘い 戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史』(著 中村光博/幻冬舎新書/初版2020年1月30日)書店で目にして、手に取りました。 本書は、2018年8月に放送されたNHKスペシャル『″駅の子″の闘い…

『ノモンハン 責任なき戦い』を読みました

2019年48冊目の読書レポートは、『ノモンハン 責任なき戦い』(著 田中雄一/講談社現代新書 初版2019年8月20日)。書店で目にして、手に取りました。 ノモンハン事件が起きてから、今年で80年。事件のあらましは、もう随分前に、半藤一利さ…

『さし絵で楽しむ江戸のくらし』を読みました

2019年47冊目の読書レポートは、『さし絵で楽しむ江戸のくらし』(著 深谷大/平凡社新書 初版2019年8月9日)。書店で目にして、手に取りました。 本書は、江戸時代の黄表紙や滑稽本などで描かれた“さし絵”や、歌舞伎や浄瑠璃のセリフを読み解き…

『日本大空襲 本土制空基地隊員の日記』を読みました

2019年44冊目の読書レポートは、『日本大空襲 本土制空基地隊員の日記』(著 原田良次/ちくま学芸文庫 初版2019年7月10日)。新聞広告で目にして、手に取りました。1973年に中公新書として刊行された『日本大空襲(上)』と『日本大空襲(…

『ヒトラーの時代 ドイツ国民はなぜ独裁者に熱狂したのか』を読みました

2019年42冊目の読書レポートは、『ヒトラーの時代 ドイツ国民はなぜ独裁者に熱狂したのか』(著 池内 紀/中公新書 初版2019年7月25日)。なぜ熱狂したのかを知りたくて、また著名なドイツ文学者が本書を書いたことに興味を持ち、手に取りまし…

『本能寺の変』を読みました

2019年34冊目の読書レポートは、『本能寺の変』(著 藤田達生/講談社学術文庫 初版2019年6月10日)。新聞広告で知り、買い求めました。 本書の原本は、2003年に講談社現代新書として刊行された『謎とき本能寺の変』。本書は、その後発見さ…

『新宿の迷宮を歩く 300年の歴史探検』を読みました

2019年30冊目の読書レポートは、『新宿の迷宮を歩く 300年の歴史探検』(著 橋口敏男/平凡社新書 初版2019年5月15日)。書店で目にして手に取りました。 もうかなり昔、上京して下宿先の荻窪に向かう途中、中央線の車窓から見える西新宿の…

『兵隊たちの陸軍史』を読みました

今年28冊目の読書レポートは、『兵隊たちの陸軍史』(著 伊藤桂一/新潮選書 初版2019年4月25日)。書店で目にして手に取りました。 この作品は昭和44年(1969年)に刊行され、その後平成20年(2008年)に文庫化、そして今回新潮選書と…

『三河吉田藩・お国入り道中記』を読みました

2019年21冊目の読書レポートは、『三河吉田藩・お国入り道中記』(著 久住祐一郎/インターナショナル新書 初版2019年4月10日)。書店で目にして、手に取りました。 本書のテーマは、「古文書から読み解く参勤交代の真実(リアル)」。 参勤交…

『なぜ必敗の戦争を始めたのか 陸軍エリート将校反省会議』を読みました

2019年14冊目の読書レポートは、『なぜ必敗の戦争を始めたのか 陸軍エリート将校反省会議』(編・解説 半藤一利/文春新書 初版2019年2月20日)。書店で目にして手に取りました。 終戦の年(1945年)から70年以上が経ち、実際に戦場に立…

『硫黄島 国策に翻弄された130年』を読みました

2019年8冊目の読書レポートは、『硫黄島 国策に翻弄された130年』(著 石原 俊/中公新書 初版2019年1月25日)です。書店で目にして手に取りました。 「硫黄島」から思い起こされるのは、やはり太平洋戦争での日米の激戦であり、指揮官の栗林…

『縄文時代の歴史』を読みました

2019年6冊目の読書レポートは、『縄文時代の歴史』(著 山田康弘/講談社現代新書 初版2019年1月20日)です。書店で目にして手に取りました。 縄文時代といっても、歴史の授業で教わった記憶は薄れ、思い浮かぶのは「縄文土器」、「土偶」、「貝…

『人類5000年史Ⅱ―紀元元年~1000年』を読みました

2018年82冊目の読了は、『人類5000年史Ⅱ―紀元元年~1000年』(著 出口治明/ちくま新書 初版2018年12月10日)です。昨年から刊行が始まった『人類5000年史』の第2巻。1年に1冊の発行なので、待ちに待ったという感じです。 この…

『カラー版 絵はがきの大日本帝国』を読みました

2018年72冊目の読了は、『カラー版 絵はがきの大日本帝国』(著 二松啓紀/平凡社新書 初版2018年8月10日)です。書店で目にして手に取りました。サイズは新書版ですが500頁近くのボリュームがあります。 私は、「絵はがき」というと観光地…

『昭和少年少女ときめき図鑑』を読みました

2018年70冊目の読了は、『昭和少年少女ときめき図鑑』(著 市橋芳則 伊藤明良/河出書房新社 初版2018年9月30日)です。書店で目にして手に取りました。図鑑なので(と言ってもA5版の単行本ですが)、“読了”というよりは、“見終わった”の方が…

『江戸東京の明治維新』を読みました

2018年67冊目の読了は、『江戸東京の明治維新』(著 横山百合子/岩波新書 初版2018年8月21日)です。書店で目にして手に取りました。 明治維新により徳川幕藩体制は崩壊。日本の社会はあらゆる面で大変革のときを迎えます。変革を起した側は歴…

『戦乱と民衆』を読みました

2018年64冊目の読了は、『戦乱と民衆』(著 磯田道史 倉本一宏 F・クレインス 呉座勇一 /講談社現代新書 初版2018年8月20日)。書店で目にして手に取りました。 本書は、2017年10月に国際日本文化研究センターで行われた公開シンポジウ…

『日中戦争 前線と銃後』を読みました

2018年61冊目の読了は、『日中戦争 前線と銃後』(著 井上寿一/講談社学術文庫 初版2018年7月10日)。書店で目にして手に取りました。本書は、2007年に刊行された『日中戦争下の日本』(講談社選書メチエ)を改題し再刊したものです。 著…

『戦中・戦後の暮しの記録 君と、これから生まれてくる君へ』を読みました

2018年58冊目の読了は、『戦中・戦後の暮しの記録 君と、これから生まれてくる君へ』(暮しの手帖社 初版2018年7月24日)書店で目にして手に取り、2週間くらいかけて少しずつ読みました。 一昨年、『暮しの手帖』第1世紀96号(1968年8…

『昭和の怪物 七つの謎』を読みました

2018年56冊目の読了は、『昭和の怪物 七つの謎』(著 保阪正康/講談社現代新書 初版2018年7月20日)。ベストセラーになっているということで、手に取ってみました。 著者の保阪氏は、昭和史研究で著名なノンフィクション作家。著書も多数あり…

『ふしぎな県境』を読みました

2018年40冊目の読了は、『ふしぎな県境』(西村まさゆき/中公新書 初版2018年5月25日)。書店で目にして手に取りました。 世の中にマニアと名のつく人は数知れませんが、県境に興味を持つ“県境マニア”はかなりニッチかもしれません。本書は、…

『こんなに変わった!小中高・教科書の新常識』を読みました

2018年38冊目の読了は、『こんなに変わった!小中高・教科書の新常識』(現代教育調査班/青春新書 初版2018年2月1日)。書店で目にして手に取りました。 本書は、昭和世代が習った教科書と今の教科書を比較し、[歴史]、[理科・算数]、[社…

『不便ですてきな江戸の町』を読みました

2018年36冊目の読了は、『不便ですてきな江戸の町』(永井義男/柏書房 初版2018年5月5日)。書店のホームページで知って手に取りました。 タイトルだけではわかりませんが、本書は、元大学教授でカルチャースクールの古文書解読講座を担当する…

『明治維新とは何だったのか 世界史から考える』を読みました

2018年34冊目の読了は、『明治維新とは何だったのか 世界史から考える』(半藤一利 出口治明/祥伝社 初版平成30年5月10日)。本書は半藤さんと出口さんの対談です。対談形式の本はあまり読まないのですが、お二人の対談ということですぐに手に取…

『江戸のいちばん長い日 彰義隊始末記』を読みました

2018年33冊目の読了は、『江戸のいちばん長い日 彰義隊始末記』(安藤優一郎/文春新書 初版2018年4月20日)。書店で目にして手に取りました。 今年は明治維新から150年。NHKの大河ドラマが「西郷どん」ということで、それぞれ関連する書…

『英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱』を読みました

2018年26冊目の読了は、『英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱』(小林恭子/中公新書ラクレ 初版2018年3月10日)。成毛眞さんの“つぶやき”で本書のことを知り、買い求めました。 本書は、在英のジャーナリストである小林さんが、ご自身の調べ…

『戦前日本のポピュリズム 日米戦争への道』を読みました

2018年16冊目の読了は、『戦前日本のポピュリズム 日米戦争への道』(筒井清忠/中公新書 初版2018年1月25日)。書店で目にして、手に取りました。 今「ポピュリズム」は世界各国で注目される政治現象ですが、著者は「ポピュリズム」が“大衆の…

『蒙古襲来と神風 中世対外戦争の真実』を読みました

2018年7冊目の読了は、『蒙古襲来と神風 中世対外戦争の真実』(服部英雄/中公新書 初版2017年11月25日)です。新聞の書評欄で知り、手に取りました。 本書は、歴史学者であり、九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長である著者が、「神…

『日本軍兵士ーアジア・太平洋戦争の現実』を読みました

2018年6冊目の読了は、『日本軍兵士ーアジア・太平洋戦争の現実』(吉田 裕/中公新書 初版2017年12月25日)です。書店で目にして、手に取りました。 本書は、一橋大学の教授で日本近現代軍事史・政治史の専門家である著者が、アジア・太平洋戦…

『「日本の伝統」の正体』を読みました

2018年5冊目の読了は、『「日本の伝統」の正体』(藤井青銅/柏書房 初版2017年12月10日)。書評サイト「HONZ」で紹介されているのを見て、手に取りました。 本書は、「日本の伝統」と言われるものが、いつ、いかにして創られ、日本人はそ…