えむと、メモランダム

読み散らした本と出来事あれこれ

読書-歴史・地理

『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか 人糞地理学ことはじめ』を読みました。

2020年38冊目の読書レポートは『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか 人糞地理学ことはじめ』(著 湯澤 規子/ちくま新書/初版2020年10月10日)。書店で目にして手に取りました。 数年前に、小学生向けの『うんこ漢字ドリル』が大ヒットし…

『日ソ戦争1945年8月 棄てられた兵士と居留民』を読みました

2020年36冊目の読書レポートは『日ソ戦争1945年8月 棄てられた兵士と居留民』(著 富田武/みすず書房/装丁 安藤剛史/初版2020年7月17日)。書店で目にして手に取りました。 日本とソ連の戦争というと、映画の『戦争と人間 第3部』を思…

『民衆暴力 一揆・暴動・虐殺の日本近代』を読みました

2020年35冊目の読書レポートは『民衆暴力 一揆・暴動・虐殺の日本近代』(著 藤野裕子/中公新書/初版2020年8月25日)。書店で目にして手に取りました。 本書は、東京女子大学現代教養学部准教授で歴史学者の著者が、近代日本で起きた民衆暴力…

『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』を読みました

2020年28冊目の読書レポートは『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』(著 庭田杏珠 渡邉英徳/光文社新書/初版2020年7月30日)。書店で目にして手に取りました。 8月6日は広島の、今日9日は長崎の「原爆の日」。そして15日は…

『証言 治安維持法 「検挙者10万人の記録」が明かす真実』を読みました

2020年25冊目の読書レポートは『証言 治安維持法 「検挙者10万人の記録」が明かす真実』(著 NHK「ETV特集」取材班 監修 荻野富士夫/NHK出版新書/初版2019年11月10日)。 香港で「香港国家安全維持法」が施行され、“香港独立”と…

『歩く江戸の旅人たち スポーツ史から見た「お伊勢参り」』を読みました

2020年22冊目の読書レポートは『歩く江戸の旅人たち スポーツ史から見た「お伊勢参り」』(著 谷釜尋徳/晃洋書房/初版2020年3月30日)。書店で目にして、手に取りました。 小学生の頃、児童文学全集に収められていた『東海道中膝栗毛』を読ん…

『五・一五事件 海軍青年将校たちの「昭和維新」』を読みました

2020年17冊目の読書レポートは『五・一五事件 海軍青年将校たちの「昭和維新」』(著 小山俊樹/中公新書/初版2020年4月25日)。 五・一五事件は、二・二六事件とともに昭和史の重要な出来事ですが、二・二六事件の陰に隠れがち。 私の関心も…

『感染症の世界史』を読みました

2020年16冊目の読書レポートは『感染症の世界史』(著 石 弘之/角川ソフィア文庫/初版平成30年1月25日)。本書の前に読んだ『感染症 広がり方と防ぎ方』(中公新書)と一緒に買い求めました。新型コロナウイルスの影響で、売れ行きは好調のよう…

『エリザベス女王 史上最長・最強のイギリス君主』を読みました

2020年9冊目の読書レポートは『エリザベス女王 史上最長・最強のイギリス君主』(著 君塚直隆/中公新書/初版2020年2月25日)。書店で目にして手に取りました。 世界に数ある王室の中でも、イギリス王室ほど注目度が高い存在はないでしょう。 …

『「駅の子」の闘い 戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史』を読みました

2020年6冊目の読書レポートは、『「駅の子」の闘い 戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史』(著 中村光博/幻冬舎新書/初版2020年1月30日)書店で目にして、手に取りました。 本書は、2018年8月に放送されたNHKスペシャル『″駅の子″の闘い…

『ノモンハン 責任なき戦い』を読みました

2019年48冊目の読書レポートは、『ノモンハン 責任なき戦い』(著 田中雄一/講談社現代新書 初版2019年8月20日)。書店で目にして、手に取りました。 ノモンハン事件が起きてから、今年で80年。事件のあらましは、もう随分前に、半藤一利さ…

『さし絵で楽しむ江戸のくらし』を読みました

2019年47冊目の読書レポートは、『さし絵で楽しむ江戸のくらし』(著 深谷大/平凡社新書 初版2019年8月9日)。書店で目にして、手に取りました。 本書は、江戸時代の黄表紙や滑稽本などで描かれた“さし絵”や、歌舞伎や浄瑠璃のセリフを読み解き…

『日本大空襲 本土制空基地隊員の日記』を読みました

2019年44冊目の読書レポートは、『日本大空襲 本土制空基地隊員の日記』(著 原田良次/ちくま学芸文庫 初版2019年7月10日)。新聞広告で目にして、手に取りました。1973年に中公新書として刊行された『日本大空襲(上)』と『日本大空襲(…

『ヒトラーの時代 ドイツ国民はなぜ独裁者に熱狂したのか』を読みました

2019年42冊目の読書レポートは、『ヒトラーの時代 ドイツ国民はなぜ独裁者に熱狂したのか』(著 池内 紀/中公新書 初版2019年7月25日)。なぜ熱狂したのかを知りたくて、また著名なドイツ文学者が本書を書いたことに興味を持ち、手に取りまし…

『本能寺の変』を読みました

2019年34冊目の読書レポートは、『本能寺の変』(著 藤田達生/講談社学術文庫 初版2019年6月10日)。新聞広告で知り、買い求めました。 本書の原本は、2003年に講談社現代新書として刊行された『謎とき本能寺の変』。本書は、その後発見さ…

『新宿の迷宮を歩く 300年の歴史探検』を読みました

2019年30冊目の読書レポートは、『新宿の迷宮を歩く 300年の歴史探検』(著 橋口敏男/平凡社新書 初版2019年5月15日)。書店で目にして手に取りました。 もうかなり昔、上京して下宿先の荻窪に向かう途中、中央線の車窓から見える西新宿の…

『兵隊たちの陸軍史』を読みました

今年28冊目の読書レポートは、『兵隊たちの陸軍史』(著 伊藤桂一/新潮選書 初版2019年4月25日)。書店で目にして手に取りました。 この作品は昭和44年(1969年)に刊行され、その後平成20年(2008年)に文庫化、そして今回新潮選書と…

『三河吉田藩・お国入り道中記』を読みました

2019年21冊目の読書レポートは、『三河吉田藩・お国入り道中記』(著 久住祐一郎/インターナショナル新書 初版2019年4月10日)。書店で目にして、手に取りました。 本書のテーマは、「古文書から読み解く参勤交代の真実(リアル)」。 参勤交…

『なぜ必敗の戦争を始めたのか 陸軍エリート将校反省会議』を読みました

2019年14冊目の読書レポートは、『なぜ必敗の戦争を始めたのか 陸軍エリート将校反省会議』(編・解説 半藤一利/文春新書 初版2019年2月20日)。書店で目にして手に取りました。 終戦の年(1945年)から70年以上が経ち、実際に戦場に立…

『硫黄島 国策に翻弄された130年』を読みました

2019年8冊目の読書レポートは、『硫黄島 国策に翻弄された130年』(著 石原 俊/中公新書 初版2019年1月25日)です。書店で目にして手に取りました。 「硫黄島」から思い起こされるのは、やはり太平洋戦争での日米の激戦であり、指揮官の栗林…

『縄文時代の歴史』を読みました

2019年6冊目の読書レポートは、『縄文時代の歴史』(著 山田康弘/講談社現代新書 初版2019年1月20日)です。書店で目にして手に取りました。 縄文時代といっても、歴史の授業で教わった記憶は薄れ、思い浮かぶのは「縄文土器」、「土偶」、「貝…

『人類5000年史Ⅱ―紀元元年~1000年』を読みました

2018年82冊目の読了は、『人類5000年史Ⅱ―紀元元年~1000年』(著 出口治明/ちくま新書 初版2018年12月10日)です。昨年から刊行が始まった『人類5000年史』の第2巻。1年に1冊の発行なので、待ちに待ったという感じです。 この…

『カラー版 絵はがきの大日本帝国』を読みました

2018年72冊目の読了は、『カラー版 絵はがきの大日本帝国』(著 二松啓紀/平凡社新書 初版2018年8月10日)です。書店で目にして手に取りました。サイズは新書版ですが500頁近くのボリュームがあります。 私は、「絵はがき」というと観光地…

『昭和少年少女ときめき図鑑』を読みました

2018年70冊目の読了は、『昭和少年少女ときめき図鑑』(著 市橋芳則 伊藤明良/河出書房新社 初版2018年9月30日)です。書店で目にして手に取りました。図鑑なので(と言ってもA5版の単行本ですが)、“読了”というよりは、“見終わった”の方が…

『江戸東京の明治維新』を読みました

2018年67冊目の読了は、『江戸東京の明治維新』(著 横山百合子/岩波新書 初版2018年8月21日)です。書店で目にして手に取りました。 明治維新により徳川幕藩体制は崩壊。日本の社会はあらゆる面で大変革のときを迎えます。変革を起した側は歴…

『戦乱と民衆』を読みました

2018年64冊目の読了は、『戦乱と民衆』(著 磯田道史 倉本一宏 F・クレインス 呉座勇一 /講談社現代新書 初版2018年8月20日)。書店で目にして手に取りました。 本書は、2017年10月に国際日本文化研究センターで行われた公開シンポジウ…

『日中戦争 前線と銃後』を読みました

2018年61冊目の読了は、『日中戦争 前線と銃後』(著 井上寿一/講談社学術文庫 初版2018年7月10日)。書店で目にして手に取りました。本書は、2007年に刊行された『日中戦争下の日本』(講談社選書メチエ)を改題し再刊したものです。 著…

『戦中・戦後の暮しの記録 君と、これから生まれてくる君へ』を読みました

2018年58冊目の読了は、『戦中・戦後の暮しの記録 君と、これから生まれてくる君へ』(暮しの手帖社 初版2018年7月24日)書店で目にして手に取り、2週間くらいかけて少しずつ読みました。 一昨年、『暮しの手帖』第1世紀96号(1968年8…

『昭和の怪物 七つの謎』を読みました

2018年56冊目の読了は、『昭和の怪物 七つの謎』(著 保阪正康/講談社現代新書 初版2018年7月20日)。ベストセラーになっているということで、手に取ってみました。 著者の保阪氏は、昭和史研究で著名なノンフィクション作家。著書も多数あり…

『ふしぎな県境』を読みました

2018年40冊目の読了は、『ふしぎな県境』(西村まさゆき/中公新書 初版2018年5月25日)。書店で目にして手に取りました。 世の中にマニアと名のつく人は数知れませんが、県境に興味を持つ“県境マニア”はかなりニッチかもしれません。本書は、…