えむと、メモランダム

読み散らした本と出来事あれこれ

読書-2017

読んだ2017年

今年読んだ本は全部で102冊。内訳は単行本37冊、新書45冊、文庫13冊、選書4冊、コミック3冊でした。(ちなみに昨年は単行本36冊、新書52冊、文庫12冊、選書1冊の合計101冊)もう少し単行本を読みたいところですが、予算に限度があるの…

『息子が人を殺しました 加害者家族の真実』を読みました

今年102冊目の読了は、『息子が人を殺しました 加害者家族の真実』(阿部恭子/幻冬舎新書 初版2017年11月30日)です。「人権問題」は仕事に少し関係しているため、気になって手に取りました。 著者は、日本で初めて犯罪加害者家族の支援活動を始…

『本の本 夢眠書店、はじめます』を読みました

今年101冊目の読了は、『本の本 夢眠書店、はじめます』(夢眠ねむ/新潮社 初版2017年11月30日)です。タイトルにひかれて手に取ったのですが、アイドルとはまったく縁がないので、著者の夢眠ねむさんのことも、夢眠ねむさんがメンバーになって…

『競争社会の歩き方』を読みました

今年100冊目の読了は、『競争社会の歩き方』(大竹文雄/中公新書 初版2017年8月25日)です。書店で目にして、手にとりました。 著者の大竹氏は大阪大学社会経済研究所の教授ですが、NHK EテレのTV番組『オイコノミア』にも出演され、お笑い…

『インパール作戦従軍記-一新聞記者の回想-』を読みました

今年99冊目の読了は、『インパール作戦従軍記-一新聞記者の回想-』(丸山静雄/岩波新書 初版1984年6月20日)です。この夏に、NHKで放送された『戦慄の記録 インパール』という番組を見て、太平洋戦争で最も無謀とも言われている「インパール…

『スリップの技法』を読みました

今年98冊目の読了は、『スリップの技法』(久禮亮太/苦楽堂 初版2017年10月31日)です。新聞の書評欄で知り、手に取りました。 本書は、書店チェーンの店員として18年間働き、現在“はフリーランス書店員”として書店カフェ「神楽坂モノガタリ」…

『アベノミクスによろしく』を読みました

今年97冊目の読了は、『アベノミクスによろしく』(明石順平/インターナショナル新書 初版2017年10月11日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は、弁護士である著者が、アベノミクスの実態(「中身」と「結果」)について、政府や国際機…

『戦争調査会 幻の政府文書を読み解く』を読みました

今年96冊目の読了は、『戦争調査会 幻の政府文書を読み解く』(井上寿一/講談社現代新書 初版2017年11月20日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は、敗戦直後の幣原内閣で、開戦・敗戦の原因と実相を明らかにするために設置された国家プ…

『校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術』を読みました

今年95冊目の読了は、『校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術』(毎日新聞校閲グループ/毎日新聞出版 初版2017年9月5日)です。広告で本書のことを知り、買い求めました。 本書は、毎日新聞の校閲記者が普段どのように新聞記事の校閲を…

『食いつめものブルース 3億人の中国農民工』を読みました

今年94冊目の読了は、『食いつめものブルース 3億人の中国農民工』(山田泰司/日経BP社 初版2017年11月13日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は、ノンフィクションライターで上海に住む著者が、中国で出会った「農民工」と呼ばれる…

『老人の取扱説明書』を読みました

今年93冊目の読了は、『老人の取扱説明書』(平松類/SB新書 初版2017年9月15日)です。帯に書かれていた「老いた親との上手な付き合い方」という言葉が目にとまり、思わず買い求めました。 本書は医師である著者が、老人特有の困った行動の原因…

『生と死のことば 中国の名言を読む』を読みました

今年92冊目の読了は、『生と死のことば 中国の名言を読む』(川合康三/岩波新書 初版2017年10月20日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は中国文学者である著者が、中国古典の中から「生」と「死」をめぐる60を超える名言を選び、先哲…

『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』を読みました

今年91冊目の読了は、『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』(鴻上尚史/講談社現代新書 初版2017年11月20日)です。新聞広告で本書が目にとまり、専門家でも歴史作家でもない鴻上さんが、なぜこのような本を出したのか興味を覚えて早速…

『東芝の悲劇』を読みました

今年90冊目の読了は、『東芝の悲劇』(大鹿靖明/幻冬舎 初版2017年9月20日)です。新聞広告で目にして、買い求めました。 東芝の経営危機が言われるようになってから、数多くの「東芝本」が出版されています。本書は、朝日新聞の記者で20年にわ…

『人類5000年史Ⅰ-紀元前の世界』を読みました

今年89冊目の読了は、『人類5000年史Ⅰ-紀元前の世界』(出口治明/ちくま新書 初版2017年11月10日)です。筑摩書房のホームページで知って、さっそく買い求めました。 本書の前書きによると、出口さんが2016年に出版した『「全世界史」講…

『暮らしのなかのニセ科学』を読みました

今年88冊目の読了は、『暮らしのなかのニセ科学』(佐巻健男/平凡社新書 初版2017年6月15日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は、理科教育の専門家である著者が、「ニセ科学」といわれるものの中でも、健康や医療に関するものを取り上…

『他人をバカにしたがる男たち』を読みました

今年87冊目の読了は、『他人をバカにしたがる男たち』(河合薫/日経プレミアシリーズ 初版2017年8月8日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は健康社会学者で、TV・ラジオのコメンテータとしても活躍している河合さんが、職場や社会に生…

『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』を読みました

今年86冊目の読了は、『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』(磯田道史/中公新書 初版2017年10月25日)です。書店で目にして手に取りました。 著者の磯田さんは人気の歴史学者。著書も多数ありますが、本書は読売新聞や雑誌に掲…

『こわいもの知らずの病理学講義』を読みました

今年85冊目の読了は、『こわいもの知らずの病理学講義』(仲野徹/晶文社 初版2017年9月25日)です。書評サイト「HONZ」のレビューで知って手に取りました。 本書は、大阪大学医学部の教授で「HONZ」のレビューアーでもある著者が、大学で…

『パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学』を読みました

今年84冊目の読了は、『パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学』(池谷裕二/クレヨンハウス 初版2017年8月18日)です。池谷さんの著書は、これまで『脳には妙なクセがある』(扶桑新書)と『ココロの盲点』(朝日出版社)を読みましたが、いずれも…

『興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国』を読みました

今年83冊目の読了は、『興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国』(本村凌二/講談社学術文庫 初版2017年9月11日)です。2007年に同じ講談社から出版された全集『興亡の世界史04 地中海世界とローマ帝国』の文庫版ですが、登場人物が多いのに加…

『統計は暴走する』を読みました

今年82冊目の読了は、『統計は暴走する』(佐々木彈/中公新書ラクレ 初版2017年9月10日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は、東京大学社会科学研究所教授の著者が、現代を生きる者にとっては「読み書き」「四則計算」に劣らず必携だと…

『悩める日本人「人生案内」に見る現代社会の姿』を読みました

今年81冊目の読了は、『悩める日本人「人生案内」に見る現代社会の姿』(山田昌弘/ディスカヴァー携書 初版2017年8月15日)です。書店で目にして手に取りました。著者の山田さんは、「パラサイト・シングル」「格差社会」といった概念を生み出した…

『地名の謎を解く 隠された「日本の古層」』を読みました

今年80冊目の読了は、『地名の謎を解く 隠された「日本の古層」』(伊東ひとみ/新潮選書 初版2017年7月25日)です。書店で目にして手に取りました。 著者は、「地名はさまざま時代の人間の営みを反映して生み出され、幾多の曲折を経て受け継がれ、…

『母さん、ごめん。50代独身男の介護奮闘記』を読みました

今年79冊目の読了は、『母さん、ごめん。50代独身男の介護奮闘記』(松浦晋也/日経BP社 初版2017年8月7日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は、元日経BP社の記者で現在はジャーナリストとして活動している著者が、認知症の母親を…

『教養としての社会保障』を読みました

今年78冊目の読了は、『教養としての社会保障』(香取照幸/東洋経済新報社 初版2017年6月1日)です。知人に勧められて7月に買い求めたものの、なかなか関心が向かず、読むのがついつい後回しになってしまいました。 本書は、元厚生労働省の官僚で…

『本物の思考力』を読みました

今年77冊目の読了は、『本物の思考力』(出口治明/小学館新書 初版2017年4月4日)です。8月に読んだ出口さんの『教養は児童書で学べ』(光文社新書)がずっと印象に残っていたところ、書店で本書が目にとまり手にとりました。 本書は、「本質を見…

『くらべる東西』と『くらべる値段』を読みました

今年75冊目の読了は『くらべる東西』、76冊目は『くらべる値段』です。(おかべたかし・文 山出高士・写真/東京書籍 初版[東西] 2016年6月13日[値段]2017年8月18日)書店で『くらべる値段』が目にはいり、先に出た『くらべる東西』と…

『しっくりこない日本語』を読みました

今年74冊目の読了は、『しっくりこない日本語』(北原保雄/小学館新書 初版2017年8月6日)です。書店で目にして手にとりました。 北原氏は筑波大学の元学長で著名な国語学者。多くの国語・古語辞典の編纂に携わっていて、著書も多数執筆されていま…

『十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」』を読みました

今年73冊目の読了は、『十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」』(西村京太郎/集英社新書 初版2017年8月14日)です。書店で目にして、手にとりました。 本書は、推理作家の西村京太郎さんが、昭和20年満14歳で入学した「陸軍幼年学校」での…