えむと、メモランダム

読み散らした本と出来事あれこれ

『知的な老い方』を読みました

知的な老い方 (だいわ文庫 E 289-4)

今年18冊目の読了は、『知的な老い方』(外山滋比古/だいわ文庫 初版2017年2月15日)です。著者の本は、一昨年、『知的生活習慣』と『50代から始める知的生活術』を読んだのですが、なるほどと思わせるところがたくさんあって、面白く読んだのを覚えています。

本書は、軽いエッセイが24編収められていて、実り豊かな後半生を送るヒントが書かれているのですが、今年94歳の人生の達人が言うことですから、経験に裏打ちされた説得力があります。全部をまねすることはできませんが、参考にしようと思ったところは、結構ありました。まだ「老い」とは関係ない世代の人にも、役立つのではないでしょうか。

本書で、特に心に残ったのは、「美しく生きる努力」で紹介されていた“浜までは海女も蓑着る時雨かな”という俳句の解釈と、「初心にかえる」で述べている、あたらしいことを始めることの大切さです。
死にいたるまでは、生き生きと、美しく、明るく生きること、そして何に対しても興味を持ち、上手・下手、出来・不出来など気にせず、新しいことに挑戦していくことを自分も心がけていきたいと思います。

読後感(まずまず)