えむと、メモランダム

読み散らした本と出来事あれこれ

『日本列島100万年史』を読みました

日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語 (ブルーバックス)

今年23冊目の読了は、『日本列島100万年史』(山崎晴雄・久保純子/講談社ブルーバックス 2017年1月20日)です。書店で目にして、手にとりました。

本書は、今目にしている日本列島の複雑な地形の成り立ちを、100万年前以降(第四紀後半)を中心に、地域別にわかりやすく解き明かしています。TV番組の「ブラタモリ」の影響で、地形に興味を持つ人が増えているようですが、そんな人には格好の本かもしれません。

もっとも、わかりやすいといっても、それなりの専門性があるので、簡単に読めるというわけではありません。また、日本列島の宿命で、どうしても地震や津波、火山噴火などの記述が多くなっています。しかし、富士山の宝永大噴火が二宮金次郎と関係がある、琵琶湖は今も動き続けている、瀬戸内海をナウマンゾウが行き交っていた等々、本書で初めて知った事も多く、とても興味深く、はるか昔を想像しながら楽しく読みました。

実際にはできるわけないのですが、100万年間の経過を初めから現在まで、この目で追えたらどんなに面白いだろうかと思います。

読後感(まずまず)