えむと、メモランダム

読み散らした本と出来事あれこれ

『悩み・不安・怒りを小さくするレッスン』を読みました

悩み・不安・怒りを小さくするレッスン 「認知行動療法」入門 (光文社新書)

今年30冊目の読了は、『悩み・不安・怒りを小さくするレッスン』(中島美鈴/光文社新書 初版2016年12月20日)です。マインドフルネスに関する本を検索しているときに目がとまり、手にとりました。

本書は、臨床心理士である著者が、心理療法である「認知行動療法」の内容と実践方法について、身近なテーマも取り上げながら、わかりやすく解説したものです。

個人的には行動療法に関する記述の方が面白く、また日常生活でも役立ちそうだと感じたのですが、よく言われる「考え方が変わると行動が変わる」ではなく、「行動を変えれば考え方が変わる」ということの重要性が、本書を読んでよくわかりました。

本書では、アンガーマネジメントもテーマとしてとりあげているのですが、怒りというのは二次感情であり、怒りを発生させている寂しさ、嫉妬、不安、恐怖、自己嫌悪といった一次感情を解消することが大事だという話は、興味をひきました。

 人がストレスから逃れられないのは今も昔も変わらないのでしょうが、情報化社会の進展でストレスの度合いは強まるばかりです。マインドフルネスに注目が集まったり、心のバランスについて書かれた本がたくさん出回ったりと、大変な時代を生きているのだとつくづく思います。

読後感(よかった)