えむと、メモランダム

読み散らした本と出来事あれこれ

『コスパ飯』を読みました

コスパ飯 (新潮新書)

今年33冊目の読了は、『コスパ飯』(成毛眞/新潮新書 初版2017年4月20日)です。書店でたまたま目にして、手に取りました。ビジネス書はたくさん書いている著者ですが、「食」の本は初めてだそうです。

本書は、いわゆるグルメ本ではなく、著者が「うまい」と思ったものを、著者のこだわりや食遍歴、また作り方や味わい方などを通して紹介しているものです。
著者は日本マイクロソフトの社長を務めた人だけに、私には縁がなさそうな料理やお店、食べ物も登場しますが、「牛めし」や「粟大福」の食べ比べをしたり、即席の吸い物を使った松茸ごはんの作り方やスーパーで売られている焼きそば麺の調理方法を紹介したり、またコンビニの冷凍食品やファミレスのステーキを称賛したりと、内容はバラエティーに富んでいて、気軽に楽しく読むことができ、自分もうまさを実感したくなります。

著者は北海道出身ということで、北海道の食べ物に対する思い入れやこだわりも語られています。著者だけでなく、多くの人にとって子供の頃の味の記憶は特別なものに違いありません。

本書を読み終えて、昔、母親が夏になると作ってくれた新潟の郷土料理「くじら汁」が突然懐かしく思い出され、むしょうに食べたくなりました。

読後感(まずまず)