NHKホールであった『N響 水曜夜のクラシック』を聴きに行きました。
指揮はトン・コープマン、演目はすべてモーツァルトで、『歌劇「魔笛」序曲』、『フルートとハープのための協奏曲』、『交響曲第41番「ジュピター」』の3曲。
『フルートとハープのための協奏曲』は今回初めて聴きました。フルートはカール・ハインツ・シュッツ、ハープはシャルロッテ・バルツェライト。フルートとハープというのは珍しい取り合わせですが、曲はいかにもモーツァルトといった感じでした。ハープの繊細な音色がしっかり客席まで響いてきて、ちょっと驚きました。
客席は9割近く埋まっていて、さすがN響です。ただ、今日の曲を聴くにはNHKホールは大きすぎるかもしれません。
アンコールは『アイネクライネナハトムジーク』。N響の安定感ある演奏で、モーツァルトを堪能した水曜の夜でした。