えむと、メモランダム

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CRIC著作権研究会

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今日は、著作権情報センター(CRIC)の月例著作権研究会があり、出席しました。今月の講師は、5月に知財高裁の所長に就任したばかりの髙部眞規子氏。髙部氏の話を直接聴けるということで、前々からとても楽しみにしていました。

今日の演題は『裁判所からみた複製・翻案』。立場上、一般論的な話が多かったのは仕方ないところですが、内容はとてもわかりやすく、複製・翻案について考え方が整理できただけでなく、実務的に参考になるところが多くありました。

ちょっと驚いたのは髙部氏が「江差追分事件」の最高裁調査官だったということ。私だけかもしれませんが、著作権の重要裁判に関わった人が目の前にいるというのは、何か不思議な感じがしました。

来月の研究会の講師は骨董通り法律事務所の福井健策先生。こちらも楽しみです。