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チューリップ コンサート(TULIP CONCERT TOUR 2018 is There)

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昨晩、東京国際フォーラムでチューリップのコンサート(TULIP CONCERT TOUR 2018 is There)があり出かけてきました。

熱烈なファンというわけではありませんが、従来のフォークソングにはないサウンドと歌詞が好きで、20代くらいまではよく聴いていました。“定番曲”は今でも口ずさむときがありますが、私の結婚式の披露宴で、学生時代の友人たちが「青春の影」を歌ってくれたのも忘れられない思い出です。

会場のホールAは熱心なファンで満席。5千人くらいの座席数ですからたいしたものですが、観客は私と同世代か少し上の世代と思われる人たちが大半。若い人はちらほらで、歳を取ったこと実感しました。

もっとも、財津和夫さんは今年70歳で、ほかのメンバーも60代、財津さんが観客に向かって「お互いよくここまでがんばってきた」と声をかけたくらいですから、当然といえば当然かもしれません。

コンサートは夕方6時半過ぎに開演し、途中休憩をはさみ9時過ぎまで、28曲が演奏されました。さすがに若い頃の声とは違いますが、やさしく、リズミカル、ときにエネルギッシュな歌と演奏は、まったく変わっていません。最初から最後までパワー全開という感じでした。

一方、観客の熱気・一体感も相当なもの。私などは、初めは“本当のファン”の熱さに圧倒されてしまいましたが、ラスト近く「心の旅」では、体が自然に立ち上がるほど。会場は大いに盛り上がりました。

「夏色のおもいで」、「ブルースカイ」、「虹とスニーカーの頃」、「ぼくがつくった愛のうた」 「青春の影」、「銀の指環」、「魔法の黄色い靴」…。聴きたかった曲が聴けて大満足だったのですが、ちょっと残念だったのは「サボテンの花」がなかったこと。それでも昔のことを思い出しながら、心ゆくまでコンサートを楽しみ、会場を後にしました。