えむと、メモランダム

読み散らした本と出来事あれこれ

『オフコース・クラシックス・コンサート 2022』

昨夜(30日)日本武道館で開催された『オフコース・クラシックス・コンサート 2022』に行ってきました。 『オフコース・クラシックス・コンサート』は、作曲家の服部隆之さんが音楽監督を務め、実力派のアーティストが、服部さん指揮するオーケストラ…

『砂まみれの名将 野村克也の1140日』を読みました。

読書ノート2022年No.16は、『砂まみれの名将 野村克也の1140日』(著 加藤弘士/新潮社/初版2022年3月15日) ウィキペディアで調べたところ、野村克也氏の著書は、共著を含めると150冊以上ありました。 作家も顔負けですが、他の著者が…

『命のクルーズ』を読みました。

読書ノート2022年No.15は、『命のクルーズ』(著 高梨ゆき子/講談社/初版2022年3月31日/装幀 大久保伸子) 本書は、新型コロナウイルスの集団感染が起きた、大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の救援活動の実態を描いたノンフィク…

『ふんどしニッポン 下着をめぐる魂の風俗史』を読みました。

読書ノート2022年No.14は、『ふんどしニッポン 下着をめぐる魂の風俗史』(著 井上章一/朝日新書/初版2022年5月30日) もう半世紀以上も昔のこと、私が小学生時代を過ごしたのは、新潟の小さな田舎町。 1年生のときの身体測定で、ほとんどの…

『妻はサバイバー』を読みました。

読後ノート2022年No.13は、『妻はサバイバー』(著者 永田豊隆/朝日新聞出版/初版2022年4月30日/装画 椎木彩子) 本書は、精神疾患を抱えた妻を持つ著者が、20年に渡る闘病の日々を包み隠さず綴ったルポルタージュ。 朝日新聞の記者である…

NHK交響楽団「第1956回定期公演」

今日は、NHK交響楽団「第1956回定期公演(Aプログラム)」があり、東京芸術劇場に足を運びました。 指揮は、マレク・ヤノフスキ。プログラムの前半は、アリョーナ・バーエワのヴァイオリンで、シューマンの『ヴァイオリン協奏曲 ニ短調』。 演奏され…

『写真はわからない 撮る・読む・伝える―「体験的」写真論』を読みました。

読後ノート2022年No.12は、『写真はわからない 撮る・読む・伝える―「体験的」写真論』(著者 小林紀晴/光文社新書/初版2022年4月30日) 写真には昔から興味があり、カメラも何台か持っています。ただ残念ながら「趣味」というほどには活躍し…

パルコ・プロデュース2022『セールスマンの死』を観劇

渋谷のPARCO劇場で上演中の、パルコ・プロデュース2022『セールスマンの死』を観ました。 『セールスマンの死』は、アメリカの劇作家アーサー・ミラーの代表作のひとつ。日本では1954年に初演され、滝沢修、久米明、仲代達矢、風間杜夫といった…

『物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国』を読みました。

読後ノート2022年No.11は、『物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国』(著者 黒川祐次/中公新書/初版2002年8月25日) ロシアのウクライナ侵攻が始まって2カ月が経ちますが、停戦の見通しは立たず、市民の犠牲は拡大するばかりで心が痛…

オペラ『魔笛』鑑賞

昨日(16日)、モーツアルトのオペラ『魔笛』を新国立劇場で鑑賞しました。 『魔笛』は数あるオペラの中でも絶大な人気を誇る作品。昨日も客席はたくさんの人で、お子さん連れも見かけました。 今回の公演は、2018年にウイリアム・ケントリッジの演出…

NHK交響楽団「第1954回定期公演」

NHK交響楽団「第1954回定期公演(Aプログラム)」があり、東京芸術劇場に足を運びました。 相次いだコロナのための代演もなく、会場も空席は数えるほど。いつもの定演が戻ったようでした。 今日の指揮は、クリストフ・エッシェンバッハ。プログラム…

『ネットで故人の声を聴け 死にゆく人々の本音』を読みました。

読後ノート2022年No.10は、『ネットで故人の声を聴け 死にゆく人々の本音』(著者 古田雄介/光文社新書/初版2022年3月30日) このブログを始めて5年目になりますが、「自分が死んだらどうなるのか」なんて、考えたこともありません。 本書は…

『東京大空襲の戦後史』を読みました。

読後ノート2022年No.9は、『東京大空襲の戦後史』(著者 栗原俊雄/岩波新書/初版2022年2月18日) 著者は、毎日新聞の新聞記者ですが、日本の戦争責任や戦後賠償に関する著書も数多く執筆しています。 私もこれまで、『遺骨 戦没者三一〇万人の…

『ソ連兵へ差し出された娘たち』を読みました。

読後ノート2022年No.8は、『ソ連兵へ差し出された娘たち』(著者 平井美帆/集英社/初版2022年1月30日/ブックデザイン 鈴木成一デザイン室) 2021年第19回開高健ノンフィクション賞受賞作品です。 本書は、1945年8月、日本の敗戦に…

『ぼくとがんの7年』を読みました。

読後ノート2022年No.7は、『ぼくとがんの7年』(著者 松永正訓/医学書院/初版2021年12月15日/装幀 松田行正+ 杉本聖士) 書評サイト「HONZ」で知って手に取りました。 著者は、小児がんを専門とする小児外科医。「売れない物書き」と…

『物価とは何か』を読みました。

読書ノート2022年No.6は、『物価とは何か』(著者 渡辺 努/講談社選書メチエ/初版2022年1月11日) このところ、食料品など生活に身近な商品の値上げが相次ぎ、ロシアのウクライナ侵攻の影響もあって、さらに拍車がかりそうです。 これで給料も…

コクーン歌舞伎『天日坊』を見物しました。

Bunkamuraシアターコクーンで上演中の、コクーン歌舞伎『天日坊』を見物しました。 コクーン歌舞伎は、古典歌舞伎をまったく新しい演出で演じるもの。 今回の演目『天日坊』は、10年ぶりの再演とのことですが、コクーン歌舞伎を見物するのは初めてで、楽し…

『俳句と人間』を読みました。

読書ノート2022年No.5は、『俳句と人間』(著者 長谷川 櫂/岩波新書/初版2022年1月20日) 俳句や短歌に関係する本を手にするたびに、「自分も作ってみたい」と思うのですが、いつもそこで終わってしまい、なかなか先に進みません。 本書は、月…

『幕末社会』を読みました。

読書ノート2022年No.4は、『幕末社会』(著者 須田 努/岩波新書/初版2022年1月20日) 日本史上、幕末の黒船来航から大政奉還まではまれにみる激動の時代。 有名な歴史的事件が目白押しですが、農民や町人といった民衆が表に出ることはありませ…

『生涯弁護人 事件ファイル1』と『生涯弁護人 事件ファイル2』を読みました。

読書ノート2022年No.3は、『生涯弁護人 事件ファイル1』と『生涯弁護人 事件ファイル2』(著者 弘中惇一郎/講談社/初版2021年11月30日/装幀 アルビレオ) 著者の弘中弁護士は、「無罪請負人」とも呼ばれ、数々の世間の注目を集めた裁判で…

『選挙活動、ビラ配りからやってみた。「香川1区」密着日記』を読みました。

読書ノート2022年No2は、『選挙活動、ビラ配りからやってみた。「香川1区」密着日記』(著者 和田靜香/左右社/初版2021年12月27日/装幀 松田行正 杉田聖) 著者の和田さんは、相撲・音楽ライター。昨年上梓した『時給はいつも最低賃金、こ…

NHK交響楽団「第1949回定期公演」

今日は、NHK交響楽団「第1949回定期公演(Cプログラム)」があり、東京芸術劇場に足を運びました。 指揮はジョン・アクセルロッドさん、プログラムは、服部百音さんのヴァイオリンで、ブルッフの『ヴァイオリン協奏曲第1番』と、ブラームスの『交響…

『うつりゆく日本語をよむ ことばが壊れる前に』を読みました。

2022年1回目の読書ノートは、『うつりゆく日本語をよむ ことばが壊れる前に』(著 今野真二/岩波新書/初版2021年12月17日)。書店で目にして手に取りました。 仕事柄、契約書の読み書き、ビジネス文書の作成、メールでの相談対応などがルーテ…

NHK交響楽団「第1948回定期公演」

今日は、NHK交響楽団「第1948回定期公演(Aプログラム)」があり、東京芸術劇場に足を運びました。 ショパンコンクールで2位となった反田恭平さんの出演があるからか,、空席は数えるほど。定演ではまず見ない小学生くらいのお子さんの姿もあり、「…

『サンダーバード55周年シネマコンサート』

昨日、『サンダーバード55周年シネマコンサート~世界の人の命を守る科学と勇気の物語~』があり、会場の東京オペラシティに足を運びました。 私は、NHKで最初に放送された『サンダーバード』をリアルに見た世代。当時はまだ小学生で、TVも白黒でした…

2021年の読書

今年読んだ本は全部で66冊。内訳は単行本31冊、新書29冊、文庫2冊、選書4冊で、ブログに感想を書けたのは36冊でした。 昨年に比べ、5冊多く読みましたが、9月以降時間が取れなくなり、感想の投稿数はブログを始めて以来最低。 ブログを書くこと…

『ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル』を読みました。

2021年36冊目の読書レポートは『ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル』(著 佐藤大介/幻冬舎新書/初版2021年11月25日)。書店で目にして手に取りました。 今月21日、3人の死刑囚に刑が執行されました。2年ぶりとのことですが、本書…

『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』を読みました。

2021年35冊目の読書レポートは『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』(著 柿沼陽平/中公新書/初版2021年11月25日)。書店で目にして手に取りました。 本書は、中国古代史・経済史・貨幣史の専門家で、早稲田大学文学学術院教…

NHK交響楽団「第1946回定期公演」

昨日、NHK交響楽団「第1946回定期公演(Cプログラム)」があり、東京芸術劇場に足を運びました。 指揮はガエタノ・デスピノーサさん。プログラムは、佐藤晴真さんのチェロで、チャイコフスキーの『ロココ風の主題による変奏曲』と、ムソルグスキー(…

『少女たちの戦争』を読みました。

2021年34冊目の読書レポートは『少女たちの戦争』(編 中央公論新社/初版2021年11月10日)。書店で目にして手に取りました。 もうすぐ、太平洋戦争が始まった12月8日です。今年は開戦から80年の節目の年ですが、今の時代、ピンと来ない…