えむと、メモランダム

読み散らした本と出来事あれこれ

読書-政治・社会・ビジネス

『ネットで故人の声を聴け 死にゆく人々の本音』を読みました。

読後ノート2022年No.10は、『ネットで故人の声を聴け 死にゆく人々の本音』(著者 古田雄介/光文社新書/初版2022年3月30日) このブログを始めて5年目になりますが、「自分が死んだらどうなるのか」なんて、考えたこともありません。 本書は…

『物価とは何か』を読みました。

読書ノート2022年No.6は、『物価とは何か』(著者 渡辺 努/講談社選書メチエ/初版2022年1月11日) このところ、食料品など生活に身近な商品の値上げが相次ぎ、ロシアのウクライナ侵攻の影響もあって、さらに拍車がかりそうです。 これで給料も…

『生涯弁護人 事件ファイル1』と『生涯弁護人 事件ファイル2』を読みました。

読書ノート2022年No.3は、『生涯弁護人 事件ファイル1』と『生涯弁護人 事件ファイル2』(著者 弘中惇一郎/講談社/初版2021年11月30日/装幀 アルビレオ) 著者の弘中弁護士は、「無罪請負人」とも呼ばれ、数々の世間の注目を集めた裁判で…

『選挙活動、ビラ配りからやってみた。「香川1区」密着日記』を読みました。

読書ノート2022年No2は、『選挙活動、ビラ配りからやってみた。「香川1区」密着日記』(著者 和田靜香/左右社/初版2021年12月27日/装幀 松田行正 杉田聖) 著者の和田さんは、相撲・音楽ライター。昨年上梓した『時給はいつも最低賃金、こ…

『ごみ収集とまちづくり 清掃の現場から考える地方自治』を読みました。

2021年31冊目の読書レポートは『ごみ収集とまちづくり 清掃の現場から考える地方自治』(著 藤井誠一郎/朝日選書/初版2021年8月25日)。書店で目にして手にとりました。 著者は大学の准教授で、地方自治の専門家ですが、3年前に、著者の前著…

『法医学者の使命 「人の死を生かす」ために』を読みました。

2021年29冊目の読書レポートは『法医学者の使命 「人の死を生かす」ために』(著 𠮷田謙一/岩波新書/初版2021年8月20日)。書店で目にして、手に取りました。 本書は、法医学者で東京大学名誉教授、さらに大阪府監査医務監も務める著者が、実…

『ニュースの未来』を読みました。

2021年28冊目の読書レポートは『ニュースの未来』(著 石戸 諭/光文社新書/初版2021年8月30日)。遅ればせながら、手に取りました。 スマホを開けば、いつでも、どこでも無料でニュースが読めるようになり、電車で新聞を読む人は今や“絶滅危…

『マチズモを削り取れ』を読みました。

2021年24冊目の読書レポートは『マチズモを削り取れ』(著 武田砂鉄/集英社/装丁 寄藤文平 古屋郁美/初版2021年7月10日)。 発売早々にサイン本を購入したものの、しばらく積ん読状態。遅ればせながら読み終えました。 本書は、フリーライタ…

『社会思想としてのクラシック音楽』を読みました。

2021年23冊目の読書レポートは『社会思想としてのクラシック音楽』(著 猪木武徳/新潮選書/初版2021年5月25日)。書店で目にして手に取りました。 クラシック音楽を聴くのは、私の数少ない趣味のひとつ。このブログでも、出かけたコンサート…

『万引き 犯人像からみえる社会の陰』を読みました。

2021年22冊目の読書レポートは『万引き 犯人像からみえる社会の陰』(著 伊東ゆう/青弓社/装丁 神田昇和/初版2021年5月20日)。書店で目にして手に取りました。 著者は、1999年から20年以上にわたり、5千人以上の万引き犯を捕まえて…

『ルワンダ中央銀行総裁日記』を読みました。

2021年16冊目の読書レポートは『ルワンダ中央銀行総裁日記』(著 服部正也/中公新書/初版1972年6月25日) 50年前に発刊された本が、今話題を集めていると知って、手に取りました。 本書に限らず、ロングセラー本というのは数多くありますが…

『サラ金の歴史 消費者金融と日本社会』を読みました。

2021年12冊目の読書レポートは『サラ金の歴史 消費者金融と日本社会』(著 小島庸平/中公新書/初版2021年2月25日)。書店で目にして手に取りました。 もう20年以上も前に、仕事の関係で大手サラ金の研修施設を訪ねたことがあります。 施設…

『統計で考える働き方の未来 高齢者が働き続ける国へ』を読みました。

2020年40冊目の読書レポートは『統計で考える働き方の未来 高齢者が働き続ける国へ』(著 坂本貴志/ちくま新書/初版2020年10月10日)。書店で目にして手に取りました。 私事ですが、昨年末に長年勤めた会社を退職し、今年の1月に独立開業し…

『パワハラ問題 アウトの基準から対策まで』を読みました。

2020年39冊目の読書レポートは『パワハラ問題 アウトの基準から対策まで』(著 井口 博/新潮新書/初版2020年10月20日)。書店で目にして手に取りました。 会社員時代、法務部門を担当していたときは、人権研修の講師も仰せつかっていました…

『アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治』を読みました

2020年37冊目の読書レポートは『アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治』(著 吉田 徹/講談社現代新書/初版2020年9月20日)。書店で目にして手に取りました。 来月3日はアメリカの大統領選挙。トランプ大統領の過激な発言はもちろん、激しい…

『自民党 価値とリスクのマトリクス』を読みました

(装丁 矢萩多聞) 2020年34冊目の読書レポートは『自民党 価値とリスクのマトリクス』(著 中島岳志/スタンド・ブックス/初版2019年6月21日)。 安倍政権の突然の終焉は晴天の霹靂。総裁選の様子が伝えられ、先行きが気になっていたところで…

『自衛隊は市街戦を戦えるか』を読みました。

2020年31冊目の読書レポートは『自衛隊は市街戦を戦えるか』(著 二見 龍/新潮新書/初版2020年8月20日)。 書店で思いがけないタイトルが目にとまり、手に取りました。 平成の時代になってから、国民の自衛隊に対する視線は随分変わってきた…

『コロナ危機の社会学 感染したのはウイルスか、不安か』を読みました

2020年27冊目の読書レポートは『コロナ危機の社会学 感染したのはウイルスか、不安か』(著 西田亮介/朝日新聞出版/初版2020年7月30日)。書店で目にして手に取りました。 このところ、コロナウィルスの国内感染者は増加するばかり。今日(8…

『塀の中の事情 刑務所で何が起きているか』を読みました

2020年21冊目の読書レポートは『塀の中の事情 刑務所で何が起きているか』(著 清田浩司/平凡社新書/初版2020年5月15日)。書店で目にして、手に取りました。 もう10年以上前のこと、勤めていた会社が法務省の推進する「PFI刑務所」(官…

『日本文化の核心「ジャパン・スタイル」を読み解く』を読みました

2020年13冊目の読書レポートは『日本文化の核心「ジャパン・スタイル」を読み解く』(著 松岡正剛/講談社現代新書/初版2020年3月20日)。書店で目にして手に取りました。 私にとっての松岡氏は何といっても「千夜千冊」。初めてサイトを目に…

『百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者』を読みました

(初版限定のステッカーと刊行記念のクリアファイルとともに) 2019年63冊目の読書レポートは、『百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者』(著 ハロルド・ジョージ・メイ/時事通信出版局 初版奥付2019年12月31日)。 著者が新日本プロレスリ…

『定年消滅時代をどう生きるか』を読みました

2019年62冊目の読書レポートは、『定年消滅時代をどう生きるか』(著 中原圭介/講談社現代新書 初版2019年12月20日)。書店で目にして、手に取りました。 社会人になったのは1980年代。年功序列、終身雇用、企業内労働組合、新卒一括採用…

『芝園団地に住んでいます 住民の半分が外国人になったとき何が起きるか』を読みました

2019年55冊目の読書レポートは、『芝園団地に住んでいます 住民の半分が外国人になったとき何が起きるか』(著 大島 隆/明石書店 初版2019年10月1日)。書店で目にして、手に取りました。 芝園団地は、埼玉県川口市にあるUR都市機構(旧日本…

『ビッグデータ探偵団』を読みました

2019年52冊目の読書レポートは、『ビッグデータ探偵団』(著 安宅和人・池宮伸次・Yahoo!ビッグデータレポートチーム/講談社現代新書 初版2019年9月20日)。書店で目にして、手に取りました。 ビッグデータという言葉は、すっかり耳慣れたもの…

『金ピカ時代の日本人 狂騒のニッポン|1981年~1991年』を読みました

2019年45冊目の読書レポートは、『金ピカ時代の日本人 狂騒のニッポン|1981年~1991年』(著 須田慎太郎/バジリコ 初版2019年7月10日)。書店で目にして、手に取りました。 著者の須田氏は、写真週刊誌『フォーカス』の創刊時から専…

『発掘!歴史に埋もれたテレビCM 見たことのない昭和30年代』を読みました

2019年43冊目の読書レポートは、『発掘!歴史に埋もれたテレビCM 見たことのない昭和30年代』(著 高野 光平/中公新書 初版2019年7月30日)。書店で目にして手に取りました。 本書は、テレビ草創期(1953年から1968年くらいまで)…

『しあわせとお金の距離について』を読みました

2019年32冊目の読書レポートは、『しあわせとお金の距離について』(著 佐藤治彦/晶文社 初版2019年4月30日)。書店で目にして手に取りました。 金融庁が公表した「老後は2000万円が必要」という報告書が波紋を呼び、政治問題化しました。…

『平成の通信簿 106のデータでみる30年』を読みました

2019年19冊目の読書レポートは、『平成の通信簿 106のデータでみる30年』(著 吉野 太喜/文春新書 初版2019年3月20日)。書店で目にして、手に取りました。 新しい元号が「令和」に決まり、平成の時代もあとわずかとなりました。今、書店…

『立憲君主制の現在 日本人は「象徴天皇」を維持できるか』を読みました

2019年1冊目の読書レポートは、『立憲君主制の現在 日本人は「象徴天皇」を維持できるか』(著 君塚直隆/新潮選書 初版2018年2月25日)です。 学校の授業では、日本は立憲君主制の国で、天皇は日本国民統合の象徴だと教わりました。普段そのこ…

『50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ』を読みました

2018年85冊目の読了は、『50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ』(著 ティム・ハーフォード 訳 遠藤真美/日本経済新聞社 初版2018年9月21日)です。成毛眞さんの書評で知り、買い求めました。 本書によると、世界の主要な経済活動の…