えむと、メモランダム

読んだ本と出来事あれこれ

読書-文芸・エッセイ

『百年の手紙』を読みました

2017年24冊目の読了は、『百年の手紙』(梯久美子/岩波新書 初版2013年1月22日)です。著者の別の本を探しているときに、たまたま目にし、手にとりました。 本書は、2011年と2012年に、東京新聞と中日新聞で連載されたコラムをまとめ…

『言葉の贈り物』を読みました

2017年21冊目の読了は、『言葉の贈り物』(若松英輔/亜紀書房 初版2016年11月25日)です。著者の直筆メッセージカードが封入された特装版を手にしたのですが(写っているのがカードの実物です)表紙もきれいで印象的です。 本書は、批評家、…

『裁判の非情と人情』を読みました

2017年20冊目の読了は、『裁判の非情と人情』(原田國男/岩波新書 初版2017年2月21日)です。書店で目にとまり手に取ったのですが、本書は書下ろしではなく、岩波書店の『世界』に連載された40編のコラムをまとめたものです。 タイトルから…

『知的な老い方』を読みました

2017年18冊目の読了は、『知的な老い方』(外山滋比古/だいわ文庫 初版2017年2月15日)です。著者の本は、一昨年、『知的生活習慣』と『50代から始める知的生活術』を読んだのですが、なるほどと思わせるところがたくさんあって、面白く読ん…

『ここが知りたい!俳句入門』を読みました

2017年9冊目の読了は、『ここが知りたい!俳句入門』(小川軽舟/角川学芸出版 初版平成26年9月25日)です。先月、著者の『俳句と暮らす』を読み、触発されて、手に取りました。『俳句と暮らす』と同様、著者の文章はとても読みやすく、理解が進み…

『言葉はこうして生き残った』を読みました

2017年8冊目の読了は、『言葉はこうして生き残った』(河野通和/ミシマ社 初版2017年2月1日)です。書店で別の本を探しているときに、たまたま目にして、手に取りました。本書は、新潮社の雑誌『考える人』の編集長である著者が、メールマガジン…

『俳句と暮らす』を読みました

2017年6冊目の読了は、『俳句と暮らす』(小川軽舟/中公新書 初版2016年12月25日)です。これまで、短歌の本はたまに読むことがありましたが、俳句の本はほとんど買ったことがありません。本書は、日経新聞の書評で知り、手にとったものです。…

『病から詩がうまれる』を読みました

2017年4冊目の読了は、『病から詩がうまれる』(大井 玄/朝日選書 初版2014年4月25日)です。この前に読んだ岸本葉子さんの『二人の親を見送って」に書名があったので、手にとってみました。著者の大井氏は、終末期医療にかかわている臨床医で…

『二人の親を見送って』を読みました

2017年3冊目の読了は、『二人の親を見送って』(岸本葉子/中央公論新社 初版2015年5月10日)です。昨年、岸本さんのエッセイ『週末介護』を読んで心が動かされ、そのつながりで手に取りました。 本書は、日常生活の何気ない一コマや、老い、病…

『弘兼流 60歳からの手ぶら人生』を読みました

2017年2冊目の読了は、『弘兼流 60歳からの手ぶら人生』(弘兼憲史/海竜社 初版2016年11月25日)です。自分にぴったりのタイトルにひかれ、手に取りました。著者は、漫画『課長 島耕作』の弘兼憲史さん。本書のようなエッセイも多数執筆して…