2017年15冊目の読了は、『地図と愉しむ東京歴史散歩 地下の秘密篇』(竹内正浩/中公新書 初版2016年10月25日)です。このシリーズは、本書のほか何冊か出ていますが、手にしたのは、最初に出た『地図と愉しむ東京歴史散歩』以来です。
本書で読みたかったのは、第1章の「深すぎる地下鉄、浅すぎる地下鉄」なのですが、東京の地下鉄について、意外な事実を知ることができて、とても楽しく読みました。特に、路線ごとの勾配図はこれだけでも一見の価値があり、地下鉄はこんなに登り下りしているのかと驚きます。
地下鉄は毎日の通勤で使っていますが、今、地下のこの辺を走っているとか、ここは登り坂だとか想像しながら乗っていると、混雑する車内で気が紛れるかもしれません。
読後感(まずまず)