昨年末で長年勤めた出版社を退職し、法務系士業に転身。今日から個人事業主として、仕事が始まりました。
といっても、今唯一のクライアントは古巣の出版社。業務委託契約を結び、これまでと同じ席に座って法務業務をサポートします。
今日もいつもの電車に乗り、いつもの駅で降り、いつものオフィスの、いつもの席で仕事。ただし、出勤時刻の打刻のために、セキュリティーカードをかざす必要はなく、ちょっとした変化に過ぎませんが、新鮮な感じでした。
厚生労働省は、70歳まで働く機会を確保するよう、企業に努力義務を課す方針を打ち出しています。
その方策のひとつは、起業したり、フリーランスになったりした従業員と業務委託契約を結び、70歳まで仕事を発注すること。
まさに自分がこれからやろうとしていることであり、70歳まで契約するかはともかくとして、「もしかしたら、この会社の先例になるかもしれない」という思いが浮かんできました。
思いがけず開いた第二の人生。欲をかかず、一歩ずつ着実に歩んで行くつもりです。