新しい国立競技場で、ラグビーの全国大学選手権決勝があり、足を運びました。
早稲田と明治。伝統校同士の一戦で、試合はもちろん楽しみでしたが、ただ関心があったのは、新しい国立競技場。
2年ほど前、工事中の様子をブログの記事にしたことがあり、またオリンピックのチケットが抽選にはずれたこともあって、ぜひこの目でみてみたいと思っていました。
席は3階の自由席。3階といっても、前寄りの比較的いい席だったせいか、グランドは思いのほか近くに見え、全く問題なし。見え方は、ワールドカップを観戦した味の素スタジアムの「S席」と、遜色ありませんでした。
そして“杜のスタジアム”がコンセプトだけに、目を引いたのは、やはりふんだんに使われている木材。屋根の梁は圧巻で、思わず眺めてしまいます。
ただ話に聞いていた通り、席は狭さを感じ、前後の間隔には余裕がありませんでした。奥の人が通るたびに、体を思い切って横に向けるか、立ち上がってスペースを開けなければならず、体格のいい外国人は大変だろうなと思ってしまいます。
(スペースを真上から撮影)
試合は予想外の展開。前半の大差を、後半明治が追い上げたものの、早稲田が対抗戦の雪辱を果たしました。これからも、新しい国立競技場で好勝負を繰り広げてほしいものです。