昨日、『サンダーバード55周年シネマコンサート~世界の人の命を守る科学と勇気の物語~』があり、会場の東京オペラシティに足を運びました。
私は、NHKで最初に放送された『サンダーバード』をリアルに見た世代。当時はまだ小学生で、TVも白黒でしたが、“人形劇”とは思えない動きや特撮に目を奪われ、サンダーバード機のプラモデルを夢中で作りました。
今でも、「サンダーバード」という言葉には、心が動いてしまいます。
このシネマコンサートは、日本でサンダーバードの放送が開始されてから55周年を記念して開催されたもの。
オープニングはカウントダウンから始まる『サンダーバード・メインテーマ』。そして、印象的な場面をバックにした東京佼成ウインドオーケストの迫力ある演奏(指揮は西村友さん)をメインに、ジャズピアニストの松永貴志さんの演奏、サンダーバードに関係深い方々のトークショーやビデオメッセージの上映、最後にコーラスグループのフォレスタの歌と、盛り沢山の内容。
よくあるシネマコンサートとは一味違うもので、サンダーバードの世界を堪能しましたが、フォレスタが歌ったサンダーバードの主題歌には、胸が熱くなりました。
驚いたのは、コンサートに集まった人が、私のようなおじさんはもちろん、同じ世代のおばさん、中年の男女、若いカップル、子どもまでいて、老若男女を問わないこと。サンダーバードの人気のほどがよくわかります。
会場には、サンダーバードのフィギアや、懐かしいプラモデルも展示され、シネマコンサートというより、ちょっとした「ファンの集い」といった感じでした。