昨日(10月6日)、先週の「オーストラリア」対「ウェールズ」戦に続き、「ニュージーランド」対「ナミビア」戦を東京スタジアムで観戦しました。
オールブラックスの試合を初めて見たのは、高校時代の体育の授業で。当時はまだビデオなどなく映画で見たのですが、その時の記憶は今でもはっきり残っています。それだけ強烈な印象を受けたのかもしれません。
そのオールブラックスを、目の前で見られるとは思ってもみないこと。試合はもちろん、“ハカ”も楽しみにしていました。
(ハカ)
試合は、前半35分くらいまでは互角の勝負。勝敗は予想できたので、「もしかしたらこれはナミビアが善戦していいゲームになるかも」と期待したのですが、それも束の間。
その後は、オールブラックスが圧倒的な力を見せつけ、終わってみると71対9で圧勝。後半は何とかナミビアにトライを返させようと、チャンスが訪れるたびに多くの観客がナミビアを応援したのですが、得点さえあげられませんでした。
ただ、最後までオールブラックスは気を緩めず、ナミビアもトライをあげようと必死。お互いの気持ちが伝わってきて、また両チームの好プレーには観客から惜しみない拍手が送られ、ワールドカップならではの試合と雰囲気を十分堪能することができました。
それにしても、オールブラックスの力と技には目を見張るものがあります。会場の大型スクリーンに映し出されるプレーに何度もどよめきが起きましたが、試合終了間際の、コーナーフラッグギリギリのトライは、今大会屈指のトライになりそうです。
試合終了後、両チームの選手が一緒になってスタンドの観客に向かってお辞儀で挨拶。思いがけない光景に胸が少し熱くなり、ラグビーの良さを改めて実感しました。