えむと、メモランダム

読み散らした本と出来事あれこれ

読書-文芸・エッセイ

『ぼくとがんの7年』を読みました。

読後ノート2022年No.7は、『ぼくとがんの7年』(著者 松永正訓/医学書院/初版2021年12月15日/装幀 松田行正+ 杉本聖士) 書評サイト「HONZ」で知って手に取りました。 著者は、小児がんを専門とする小児外科医。「売れない物書き」と…

『俳句と人間』を読みました。

読書ノート2022年No.5は、『俳句と人間』(著者 長谷川 櫂/岩波新書/初版2022年1月20日) 俳句や短歌に関係する本を手にするたびに、「自分も作ってみたい」と思うのですが、いつもそこで終わってしまい、なかなか先に進みません。 本書は、月…

『少女たちの戦争』を読みました。

2021年34冊目の読書レポートは『少女たちの戦争』(編 中央公論新社/初版2021年11月10日)。書店で目にして手に取りました。 もうすぐ、太平洋戦争が始まった12月8日です。今年は開戦から80年の節目の年ですが、今の時代、ピンと来ない…

『常識のない喫茶店』を読みました。

2021年33冊目の読書レポートは『常識のない喫茶店』(著 僕のマリ/柏書房/装丁木庭貴信+岩本萌/初版2021年9月25日)。 話題の本ということで手に取りました。ユニークなペンネームが印象的ですが、表紙の装画も目を引きます。 本書は、著者…

『遺したい味 わたしの東京、わたしの京都』を読みました。

2021年15冊目の読書レポートは『遺したい味 わたしの東京、わたしの京都』(著 平松洋子 姜尚美/淡交社/デザイン 有山達也 岩淵恵子 中本ちはる/初版2021年1月30日)。 書店で目にして手に取りました。表紙の“稲荷寿司”と“海苔巻き”に心が奪…

『ヤンデル先生の ようこそ!病理医の日常へ』を読みました。

2021年13冊目の読書レポートは『ヤンデル先生の ようこそ!病理医の日常へ』(著 市原真/清流出版/初版2021年3月10日)。SNSで知り、手に取りました。 著者(ヤンデル先生)の本に出合ったのは、一昨年出版された『Dr.ヤンデルの病院選び …

『出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記』を読みました。

2021年5冊目の読書レポートは『出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記』(著 宮崎伸治/三五館シンシャ//初版2020年12月1日)。 今の仕事の関係で、「出版界の暗部に斬りこむ天国と地獄のドキュメント」という帯コピーが気になり、手に取り…

『東京の編集者 山高登さんに話を聞く』を読みました。

2021年4冊目の読書レポートは『東京の編集者 山高登さんに話を聞く』(著 山高登/夏葉社/装丁 櫻井久 中川あゆみ/初版2017年4月25日)。 地元、くまざわ書店武蔵小金井北口店の“夏葉社フェア”で買い求めました。ちなみに、大型書店とまではい…

『定年後の作法』を読みました。

2021年3冊目の読書レポートは『定年後の作法』(著 林 望/ちくま新書/初版2020年12月10日)。 私はすでに“定年後”の身ですが、今も個人事業主として古巣の仕事を請け負っているせいか、その感覚はほとんどありません。 ただし、それなりの歳…

『JR上野駅公園口』を読みました。そして上野公園を訪れました。

2021年2冊目の読書レポートは『JR上野駅公園口』(著 柳美里/河出書房新社/装幀 鈴木成一デザイン室/初版2014年3月30日)。 本書が、アメリカで最も権威のある文学賞「全米図書賞(翻訳文学部門)」を受賞したということで、遅ればせながら手…

『音楽の肖像』を読みました。

2020年42冊目の読書レポートは『音楽の肖像』(著 堀内誠一 谷川俊太郎/小学館/装丁 中嶋香織/初版2020年11月4日)。書店で目にして手に取りました。 クラシック音楽の鑑賞は、私の数少ない趣味のひとつ。ただし、作曲家の名前や代表的な曲…

『靖国神社の緑の隊長』を読みました。

2020年26冊目の読書レポートは『靖国神社の緑の隊長』(著 半藤一利/幻冬舎/初版2020年7月10日)。書店で目にして手に取りました。 今年は、終戦から75年目。戦争の時代を生きた人は少なくなるばかりで、戦争の惨禍を語り継ぐことの大切さ…

『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』を読みました

2020年24冊目の読書レポートは『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』(編 左右社編集部/左右社/初版2020年6月30日)。発刊をSNSで知り、買い求めました。 突如出現した新型コロナウイルスにより、生活は激変しました。 5月25日に全国で…

『旅のつばくろ』を読みました

2020年18冊目の読書レポートは『旅のつばくろ』(著 沢木耕太郎/新潮社/初版2020年4月20日)。書店で目にして手に取りました。 今から40年以上も前、『敗れざる者たち』が沢木さんの著書との初めての出会い。その後に読んだ『テロルの決算…

『画文集 芸人とコメディアンと』を読みました。

2020年10冊目の読書レポートは『画文集 芸人とコメディアンと』(著 高田文夫 峰岸達/二見書房/初版2019年12月25日)。 SNSで本書のことを知り、新宿の紀伊國屋書店本店で購入。著者お二人の直筆サインカードがついていました。 本書は、…

『つつまし酒 懐と心にやさしい46の飲み方』を読みました。

2020年5冊目の読書レポートは、『つつまし酒 懐と心にやさしい46の飲み方』(著 パリッコ/光文社新書/初版2019年12月30日)。書店で目にして、手に取りました。 もっぱら家飲みですが、毎日晩酌する習慣は、もう何十年も続いています。 健…

『古くてあたらしい仕事』を読みました。

2020年3冊目の読書レポートは、『古くてあたらしい仕事』(著 島田潤一郎/新潮社 初版2019年11月25日)。 購読している新聞2紙の書評欄で目にして、手に取りました。同じ作品が、同じ日に、同じようにコラムで紹介されるのは、とても珍しいこ…

『かきバターを神田で』を読みました

2019年60冊目の読書レポートは、『かきバターを神田で』(著 平松洋子 画 下田昌克/文春文庫 初版2019年11月10日)。書店で目にして、手に取りました。 著者の平松さんは、「食文化と暮らし」をテーマに、たくさんの著書がある人気のエッセイ…

『象徴のうた』を読みました

2019年41冊目の読書レポートは、『象徴のうた』(著 永田和宏/文藝春秋 初版2019年6月20日)。書店で目にして手に取りました。 著者の永田氏は、言うまでもなく日本を代表する歌人の一人。宮中歌会始の選者も務めています。 本書は、2018…

『人生で大切なことは泥酔に学んだ』を読みました

2019年39冊目の読書レポートは、『人生で大切なことは泥酔に学んだ』(著 栗下直也/左右社 初版2019年6月30日)。書店で目にして手に取りました。 お酒に強い・弱いは、親から受け継いだ体質によるものだそうです。私はお酒に強かった父親の遺…

『友情について 僕と豊島昭彦君の44年』を読みました

2019年25冊目の読書レポートは、『友情について 僕と豊島昭彦君の44年』(著 佐藤優/講談社 初版2019年4月22日)。書店で目にして手に取りました。 本書の著者は、作家で元外交官の佐藤優氏。タイトルにある豊島昭彦氏は、佐藤氏の高校時代…

『つまずきやすい日本語』を読みました

2019年20冊目の読書レポートは、『つまずきやすい日本語』(著 飯間浩明/NHK出版 初版[奥付]2019年4月30日)。SNSで知り、手に取りました。 本書は、NHK出版の新シリーズ「学びのきほん」の創刊号2冊のうちの1冊。本シリーズは「…

『東海道ふたり旅 道の文化史』を読みました

2019年18冊目の読書レポートは、『東海道ふたり旅 道の文化史』(著 池内 紀/春秋社 初版2019年1月7日)。書評サイト『HONZ』に掲載された成毛眞さんの書評を読んで手に取りました。 著者はドイツ文学者ですが、エッセイや評論などの著者も…

『辞書編集、三十七年』を読みました

2019年11冊目の読書レポートは、『辞書編集、三十七年』(著 神永 曉/草思社 初版2018年12月10日)。書店で目にして手に取りました。 「辞書編集」という言葉からは、三浦しをんさんの小説『舟を編む』が思い起こされます。辞書編集部を舞台…

『しびれる短歌』を読みました

2019年10冊目の読書レポートは、『しびれる短歌』(著 東 直子・穂村 弘/ちくまプリマ―新書 初版2019年1月10日)です。書店で目にして手に取りました。 短歌の本を読むことはそう多くないのですが、読むと自分でも作ってみたいという気持ちに…

『死ぬときに後悔すること25』を読みました

2019年7冊目の読書レポートは、『死ぬときに後悔すること25』(著 大津秀一/新潮文庫 初版平成25年10月1日)。2009年に致知出版社から刊行された単行本の文庫版です。 本書のことは、先月読んだ『老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの』(…

『一発屋芸人の不本意な日常』を読みました

2019年4冊目の読書レポートは、『一発屋芸人の不本意な日常』(著 山田ルイ53世/朝日新聞出版 初版[奥付]2019年1月30日)です。書店で目にして手に取りました。カバーの装画が印象的です。 著者の山田ルイ53世さんは、お笑いコンビ「髭男…

『鉄道快適化物語 苦痛から快楽へ』を読みました

2018年79冊目の読了は、『鉄道快適化物語 苦痛から快楽へ』(著 小島英俊/創元社 初版2018年9月20日)です。新聞書評で本書のことを知り、買い求めました。“鉄道マニア”ではないのですが、鉄道の話にはなぜか興味が引かれてしまいます。 本書…

『ひとりメシの極意』を読みました

2018年78冊目の読了は、『ひとりメシの極意』(著 東海林さだお/朝日新書 初版2018年10月30日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は、『週刊朝日』で人気の東海林先生の連載コラム『あれも食いたい これも食いたい』から、“ひとり”…

『朝毎読 蜂飼耳書評集』を読みました

2018年77冊目の読了は、『朝毎読 蜂飼耳書評集』(著 蜂飼耳/青土社 初版2018年10月30日)です。書店で目にして手に取りました。 現在、新聞は2紙を購読中。新聞の書評欄は週末のささやかな楽しみです。めったにありませんが同じ週に同じ本…