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オペラ『魔笛』鑑賞

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昨日(16日)、モーツアルトのオペラ『魔笛』を新国立劇場で鑑賞しました。

『魔笛』は数あるオペラの中でも絶大な人気を誇る作品。昨日も客席はたくさんの人で、お子さん連れも見かけました。

今回の公演は、2018年にウイリアム・ケントリッジの演出で行われた舞台の再演ですが、私は初めて。

プロジェクションで映し出される様々なドローイング。思いがけない時代設定と衣装。カメラや黒板といったモチーフ。

『魔笛』を何度も観たわけではありませんが、歌と映像で繰り広げられる舞台は印象的で、すっかり心を奪われました。

とはいえ、オペラの主人公は言うまでもなく出演者の歌唱。パミーナを演じた砂川涼子さんの澄んだ歌声と、タミーノを演じた鈴木准さんの伸びやかな歌声に聞き入り、夜の女王を演じた安井陽子さんの歌声には圧倒されました。

有名な『夜の女王のアリア』は、プロジェクションの効果で幻想的なイメージがふくらみ、今も耳から離れません。

ところで、物語の終盤、タミーノとパミーナが再会し、試練に挑戦する場面で思わず目にとまったのが、字幕に出てきた「音楽の力で夜の闇を通り抜ける」(少し違っているかもしれません)というセリフ。

ストーリーとは関係ありませんが、コロナ禍で苦しんだ多くの音楽家のことを思ってしまいました。