今日は「NHK交響楽団 10月公演」。会場のNHKホールに足を運びました。
指揮は、バッハ・コレギウム・ジャパンの創設者の鈴木雅明さん。N響と共演するのは今回が初めてだそうです。
プログラムは、ハイドンの交響曲第101番 「時計」と、モーツァルトの交響曲第39番の古典派2曲。
今日も新型コロナのため、入場人員を制限しての1時間ほどの短い公演でした。
鈴木さんの指揮は初めて見ましたが、端正な動きの中にパッションがあふれ、心に残るもの。N響との息もぴったりで、弦と木管の響きを堪能しました。
ところで、今日はモーツァルトも良かったのですが、改めて気づいたのがハイドンの素晴らしさ。
鈴木さんとN響の力もあってのことでしょうが、古典派のイメージとは異なる“みずみずしさ”は印象に残りました。
ハイドンの曲は「つまらない」という思いが先立ち、あまり聴いてきませんでしたが、食わず嫌いだったかもしれません。
次回は11月の演奏会に行く予定。いよいよ二時間のコンサートになり、今から楽しみです。