えむと、メモランダム

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『澤和樹&蓼沼恵美子 デュオ結成45周年記念演奏会』

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昨日、『澤和樹&蓼沼恵美子 デュオ結成45周年記念演奏会』があり、東京文化会館に足を運びました。

澤先生は言わずと知れた東京藝術大学の学長。蓼沼先生は奥様ですが、私の子供が蓼沼先生と少しご縁があり、演奏会のご案内をいただきました。

昨日の演目は、前半、モーツアルトの『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第40番』とベートーヴェンの『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第10番』。

後半は、メシアンの『世の終わりのための四重奏曲』から『イエズスの不滅性への讃歌』とシューマンの『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番』。

古典派、ロマン派、現代曲と魅力的なプログラムですが、お二人の演奏はその魅力を存分に感じさせるもの。

とりわけ、コロナ禍の終息を願って演奏されたメシアンの作品は深く心に染み、また、情感豊かな澤先生のヴァイオリンと、それを支え、ときにリードする蓼沼先生のピアノが響き合ったシューマンにはすっかり魅了されました。

たとえ夫婦であっても、45年もの間デュオ活動を続けるというのは、なかなかできることではないでしょう。

親しいからといって甘えを許さず、切磋琢磨を続けてこられたに違いありません。

アンコール曲はシューマンのロマンスと、山田耕作の『からたちの花』。コロナがきっかけの音楽番組で演奏されたという『からたちの花』が思いのほか印象深く、ご夫妻とご息女の演奏を収録したアルバムを買って会場を後にしました。

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