えむと、メモランダム

読んだ本と出来事あれこれ

読書-2017~19

『定年後のお金 寿命までに資産切れにならない方法』を読みました

2018年59冊目の読了は、『定年後のお金 寿命までに資産切れにならない方法』(著 野尻哲史/講談社+α新書 初版2018年7月19日)。「死ぬまでお金に困らない」という帯コピーが目にとまり、思わず手に取りました。 「人生100年時代」という言…

『戦中・戦後の暮しの記録 君と、これから生まれてくる君へ』を読みました

2018年58冊目の読了は、『戦中・戦後の暮しの記録 君と、これから生まれてくる君へ』(暮しの手帖社 初版2018年7月24日)書店で目にして手に取り、2週間くらいかけて少しずつ読みました。 一昨年、『暮しの手帖』第1世紀96号(1968年8…

『日航機123便墜落 最後の証言』を読みました

2018年57冊目の読了は、『日航機123便墜落 最後の証言』(著 堀越豊裕/平凡社新書 初版2018年7月13日)。書店で目にして、手に取りました。 日航機墜落事故から今年で33年。時間は随分経ってしまいましたが、乗員・乗客520名もの方が…

『昭和の怪物 七つの謎』を読みました

2018年56冊目の読了は、『昭和の怪物 七つの謎』(著 保阪正康/講談社現代新書 初版2018年7月20日)。ベストセラーになっているということで、手に取ってみました。 著者の保阪氏は、昭和史研究で著名なノンフィクション作家。著書も多数あり…

『戦後ゼロ年 東京ブラックホール』を読みました

2018年55冊目の読了は、『戦後ゼロ年 東京ブラックホール』(著 貴志謙介/NHK出版 初版2018年6月30日)。書店で目にして手に取りました。 本書は、昨年8月にTV放送されたNHKスペシャル『戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945-19…

『日本百銘菓』を読みました

2018年54冊目の読了は、『日本百銘菓』(著 中尾隆之/NHK出版新書 初版2018年7月10日)。カバーの羊羹の写真にひかれて、思わず手に取りました。 著者は旅行作家。40年にわたり5000種ほどの銘菓を味わい、TV番組「TVチャンピオン」…

『「在宅ホスピス」という仕組み』を読みました

2018年53冊目の読了は、『「在宅ホスピス」という仕組み』(著 山崎章郎/新潮選書 初版2018年3月20日)。父の死と母の老いに接し、また自分も年齢を重ね、この種のテーマは身近なものになっています。 著者の山崎先生は、わが国における終末期…

『ごみ収集という仕事 清掃車に乗って考えた地方自治』を読みました

2018年52冊目の読了は、『ごみ収集という仕事 清掃車に乗って考えた地方自治』(著 藤井誠一郎/コモンズ 初版2018年5月30日)。雑誌の書評欄で知って手に取りました。 大学の准教授で地方自治の専門家である著者は、地方自治の表舞台ではなく…

『犬を飼う そして…猫を飼う』を読みました

2018年51冊目の読了は、『犬を飼う そして…猫を飼う』(著 谷口ジロー/小学館 初版2018年7月4日)。書店で目にして手に取りました。 本書は、2009年に出版された谷口ジロー氏の作品集『犬を飼うと12の短編』(小学館)を抜粋し、谷口氏の…

『とんでもない死に方の科学-もし●●したら、あなたはこう死ぬ』を読みました

2018年50冊目の読了は、『とんでもない死に方の科学-もし●●したら、あなたはこう死ぬ』(著 コーディー・キャシディー/ポール・ドハティー 訳 梶山あゆみ/河出書房新社 初版2018年6月20日)。書評サイト「HONZ」で知って手に取りました…

『看る力 アガワ流介護入門』を読みました

2018年49冊目の読了は、『看る力 アガワ流介護入門』(阿川佐和子 大塚宣夫/文春新書 初版2018年6月20日) 父が急逝してからというもの、父の存在で隠れていた母の「異変」ぶりに気づかされるようになりました。 あわてて要介護認定調査を受け…

『「がん」はなぜできるのか そのメカニズムからゲノム医療まで』を読みました

2018年48冊目の読了は、『「がん」はなぜできるのか そのメカニズムからゲノム医療まで』(国立がん研究センター研究所 編/ブルーバックス 初版2018年6月20日)。書店で目にして、手に取りました。 近年の統計では、日本人の2人に1人が生涯…

『日本の醜さについて 都市とエゴイズム』を読みました

2018年47冊目の読了は、『日本の醜さについて 都市とエゴイズム』(井上章一/幻冬舎新書 初版2018年5月30日)。書店で目にして、手に取りました。 本書は、国際日本文化研究センターの教授である井上氏が、自身の専門である建築や都市景観を切…

『細菌が人をつくる』を読みました

今年46冊目の読了は、『細菌が人をつくる』(著 ロブ・ナイト、ブレンダン・ビューラー、訳 山田 拓司、東京工業大学山田研究室/朝日出版社 初版2018年5月30日)。書店で目にして、手に取りました。TEDブックスシリーズの一冊です。 本書による…

『遺伝か、能力か、環境か、努力か、運なのか 人生は何で決まるのか』を読みました

2018年45冊目の読了は、『遺伝か、能力か、環境か、努力か、運なのか 人生は何で決まるのか』(著 橘木俊詔/平凡社新書 初版2017年12月15日)。 人生を400メートルトラックに例えるなら、自分が走るのはせいぜいあと100メートルくらい…

『軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い』を読みました

2018年44冊目の読了は、『軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い』(松本 創/東洋経済新報社 初版2018年4月19日)。書店で目にして、手に取りました。 自分の記憶に残る大きな事件・事故はいくつかありますが、2005年4月に起きた…

『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』を読みました

2018年43冊目の読了は、『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(津川友介/東洋経済新報社 初版2018年4月26日)。新聞のコラムで本書ことを知り、手に取りました。 今、健康に関するTV番組は数知れず、ネットでは健康情報が溢れ…

『これからの本屋読本』を読みました

2018年42冊目の読了は、『これからの本屋読本』(内沼晋太郎/NHK出版 初版2018年5月30日)。ツイッターで本書のことを知り、手に取りました。 本書の独特の装幀は目を引きますが、不思議な形は家(本屋)を表わしているようです。ネット書…

『一発屋芸人列伝』を読みました

2018年41冊目の読了は,『一発屋芸人列伝』(山田ルイ53世/新潮社 初版2018年5月30日)。新聞の書評欄で本書のことを知り、手に取りました。 本書は、お笑いコンビ「髭男爵」のメンバーである山田ルイ53世さんが、“一発屋”と呼ばれているお…

『ふしぎな県境』を読みました

2018年40冊目の読了は、『ふしぎな県境』(西村まさゆき/中公新書 初版2018年5月25日)。書店で目にして手に取りました。 世の中にマニアと名のつく人は数知れませんが、県境に興味を持つ“県境マニア”はかなりニッチかもしれません。本書は、…

『ニッポンの本屋』を読みました

2018年39冊目の読了は、『ニッポンの本屋』(本の雑誌編集部/本の雑誌社 初版2018年5月25日)。書店で目にして手に取りました。 本書は、『本の雑誌』の連載記事「本棚が見たい!」の本屋編をまとめたものです。写真とコラムで構成されている…

『こんなに変わった!小中高・教科書の新常識』を読みました

2018年38冊目の読了は、『こんなに変わった!小中高・教科書の新常識』(現代教育調査班/青春新書 初版2018年2月1日)。書店で目にして手に取りました。 本書は、昭和世代が習った教科書と今の教科書を比較し、[歴史]、[理科・算数]、[社…

『幸福寿命』を読みました

2018年37冊目の読了は、『幸福寿命』(伊藤 裕/朝日新書 初版2018年3月30日)。書店で目にして手に取りました。 現在、日本人の平均寿命は男性が81歳で女性は87歳。ところが、先進国の寿命は延び続けていて、2045年には100歳に達す…

『不便ですてきな江戸の町』を読みました

2018年36冊目の読了は、『不便ですてきな江戸の町』(永井義男/柏書房 初版2018年5月5日)。書店のホームページで知って手に取りました。 タイトルだけではわかりませんが、本書は、元大学教授でカルチャースクールの古文書解読講座を担当する…

『葬式格差』を読みました

2018年35冊目の読了は、『葬式格差』(島田裕巳 /幻冬舎新書 初版2018年3月30日)。3月に本書を目にした時はあまり興味を覚えず、手に取ることもありませんでした。 ところが4月に実父が急逝。喪主として葬儀を執り行ったのですが、知らない…

『明治維新とは何だったのか 世界史から考える』を読みました

2018年34冊目の読了は、『明治維新とは何だったのか 世界史から考える』(半藤一利 出口治明/祥伝社 初版平成30年5月10日)。本書は半藤さんと出口さんの対談です。対談形式の本はあまり読まないのですが、お二人の対談ということですぐに手に取…

『江戸のいちばん長い日 彰義隊始末記』を読みました

2018年33冊目の読了は、『江戸のいちばん長い日 彰義隊始末記』(安藤優一郎/文春新書 初版2018年4月20日)。書店で目にして手に取りました。 今年は明治維新から150年。NHKの大河ドラマが「西郷どん」ということで、それぞれ関連する書…

『江副浩正』を読みました

2018年32冊目の読了は、『江副浩正』(馬場マコト・土屋洋/日経BP社 初版2017年12月25日)。書店で目にして手に取りました。 本書を開いて、「リクルート事件」が起きてから30年になることを知りました。政治家を巻き込んだ贈収賄事件と…

『読書の価値』を読みました

2018年31冊目の読了は、『読書の価値』(森博嗣/NHK出版新書 初版2018年4月10日)。書店で目にして手に取りました。 本書は、作家でかつては名古屋大学の助教授でもあった森さんが書いた、読書に関するエッセイです。読書論的な本の多くは…

『インプットした情報を「お金」に変える 黄金のアウトプット術』を読みました

2018年30冊目の読了は、『インプットした情報を「お金」に変える 黄金のアウトプット術』(成毛 眞/ポプラ新書 初版2018年4月9日)。成毛さんお馴染みの「おや、こんな新刊が発売されましたよ!」のつぶやきで本書のことを知り、手に取りました…