えむと、メモランダム

読み散らした本と出来事あれこれ

読書

『戦前日本のポピュリズム 日米戦争への道』を読みました

今年16冊目の読了は、『戦前日本のポピュリズム 日米戦争への道』(筒井清忠/中公新書 初版2018年1月25日)。書店で目にして、手に取りました。 今「ポピュリズム」は世界各国で注目される政治現象ですが、著者は「ポピュリズム」が“大衆の人気に…

『津波の霊たち 3・11死と生の物語』を読みました

今年15冊目の読了は『津波の霊たち 3・11死と生の物語』(リチャード・ロイド・パリ―、[訳]濱野大道/早川書房 初版2018年1月25日)書評サイト『HONZ』で本書のことを知り、手に取りました。 著者のロイド・パリ―氏は、20年以上東京で暮…

『内臓脂肪を最速で落す 日本人最大の体質的弱点とその克服法』を読みました

今年14冊目の読了は、『内臓脂肪を最速で落す 日本人最大の体質的弱点とその克服法』(奥田昌子/幻冬舎新書 初版2018年1月30日)それほど太っているわけでもなく、会社の健康診断で「メタボ」と言われたこともありませんが、ポッコリ出ているお腹…

『ギャグ・マンガのヒミツなのだ!』を読みました

今年13冊目の読了は、『ギャグ・マンガのヒミツなのだ!』(赤塚不二夫/河出文庫 初版2018年1月20日)。書評サイト『HONZ』で本書を見て、懐かしさもあって手に取りました。 本書は、1988年に河出書房新社から出版された『ラディカル・ギ…

『観察の練習』を読みました

今年12冊目の読了は、『観察の練習』(菅俊一/NUMABOOKS 初版2017年12月1日)。書店で目にして買い求めました。内容に関心を奪われていたため、うかつにも、読み始めてから菅さんが『ヘンテコノミクス』(マガジンハウス)の原作者である…

『シベリア抑留 最後の帰還者 家族をつないだ52通のハガキ』を読みました

今年11冊目の読了は、『シベリア抑留 最後の帰還者 家族をつないだ52通のハガキ』(栗原俊雄/角川新書 初版2018年1月10日)。新聞書評で知って買い求めました。シベリア抑留については、今から30年近く前に、辺見じゅんさんの『収容所から来た…

『大人のための言い換え力』を読みました

今年10冊目の読了は、『大人のための言い換え力』(石黒圭/NHK出版新書 初版2017年12月10日)です。 本書は、国立国語研究所の教授で言語学者である著者が、表現を言い換える力(言換え力)は文書の質を高める基盤であり、また私たち大人にと…

『行動経済まんが ヘンテコノミクス』を読みました

今年9冊目の読了は、『行動経済まんが ヘンテコノミクス』(原作:佐藤雅彦 菅 俊一 画:高橋秀明/マガジンハウス 初版2017年11月16日)。書店で目にして、手に取りました。 行動経済学の面白さは、人間の非合理的な経済行動を心理学の視点から解…

『定年バカ』を読みました

今年8冊目の読了は『定年バカ』(勢古浩爾/SB新書 初版2017年11月15日)です。数年前に、著者の書いた『定年後のリアル』(草思社文庫)を読んだことがあります。「世間でよく言われる“理想的な定年後”に惑わされるな」といったことが書かれてい…

『蒙古襲来と神風 中世対外戦争の真実』を読みました

今年7冊目の読了は、『蒙古襲来と神風 中世対外戦争の真実』(服部英雄/中公新書 初版2017年11月25日)です。新聞の書評欄で知り、手に取りました。 本書は、歴史学者であり、九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長である著者が、「神風史観…

『日本軍兵士ーアジア・太平洋戦争の現実』を読みました

今年6冊目の読了は、『日本軍兵士ーアジア・太平洋戦争の現実』(吉田 裕/中公新書 初版2017年12月25日)です。書店で目にして、手に取りました。 本書は、一橋大学の教授で日本近現代軍事史・政治史の専門家である著者が、アジア・太平洋戦争にお…

『「日本の伝統」の正体』を読みました

今年5冊目の読了は、『「日本の伝統」の正体』(藤井青銅/柏書房 初版2017年12月10日)。書評サイト「HONZ」で紹介されているのを見て、手に取りました。 本書は、「日本の伝統」と言われるものが、いつ、いかにして創られ、日本人はそれをど…

『この世界の片隅に』を読みました。

今年2冊目、3冊目、4冊目の読了は、『この世界の片隅に 上、中、下巻』(こうの史代/双葉社 初版 上巻2008年2月12日 中巻2008年8月11日 下巻2009年4月28日)。映画が話題になったときに購入し、そのままになっていた3巻を読み通し…

『死すべき定め 死にゆく人に何ができるか』を読みました

今年最初の読了は、『死すべき定め 死にゆく人に何ができるか』([著]アトゥール・ガワンデ [訳]原井宏明/みすず書房 初版2016年6月24日)。買ってそのままになっていたので、この休みに読むことを楽しみにしていました。 本書は、ハーバード大…

読んだ2017年

今年読んだ本は全部で102冊。内訳は単行本37冊、新書45冊、文庫13冊、選書4冊、コミック3冊でした。(ちなみに昨年は単行本36冊、新書52冊、文庫12冊、選書1冊の合計101冊)もう少し単行本を読みたいところですが、予算に限度があるの…

『息子が人を殺しました 加害者家族の真実』を読みました

今年102冊目の読了は、『息子が人を殺しました 加害者家族の真実』(阿部恭子/幻冬舎新書 初版2017年11月30日)です。「人権問題」は仕事に少し関係しているため、気になって手に取りました。 著者は、日本で初めて犯罪加害者家族の支援活動を始…

『本の本 夢眠書店、はじめます』を読みました

今年101冊目の読了は、『本の本 夢眠書店、はじめます』(夢眠ねむ/新潮社 初版2017年11月30日)です。タイトルにひかれて手に取ったのですが、アイドルとはまったく縁がないので、著者の夢眠ねむさんのことも、夢眠ねむさんがメンバーになって…

『競争社会の歩き方』を読みました

今年100冊目の読了は、『競争社会の歩き方』(大竹文雄/中公新書 初版2017年8月25日)です。書店で目にして、手にとりました。 著者の大竹氏は大阪大学社会経済研究所の教授ですが、NHK EテレのTV番組『オイコノミア』にも出演され、お笑い…

『インパール作戦従軍記-一新聞記者の回想-』を読みました

今年99冊目の読了は、『インパール作戦従軍記-一新聞記者の回想-』(丸山静雄/岩波新書 初版1984年6月20日)です。この夏に、NHKで放送された『戦慄の記録 インパール』という番組を見て、太平洋戦争で最も無謀とも言われている「インパール…

『スリップの技法』を読みました

今年98冊目の読了は、『スリップの技法』(久禮亮太/苦楽堂 初版2017年10月31日)です。新聞の書評欄で知り、手に取りました。 本書は、書店チェーンの店員として18年間働き、現在“はフリーランス書店員”として書店カフェ「神楽坂モノガタリ」…

『アベノミクスによろしく』を読みました

今年97冊目の読了は、『アベノミクスによろしく』(明石順平/インターナショナル新書 初版2017年10月11日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は、弁護士である著者が、アベノミクスの実態(「中身」と「結果」)について、政府や国際機…

『戦争調査会 幻の政府文書を読み解く』を読みました

今年96冊目の読了は、『戦争調査会 幻の政府文書を読み解く』(井上寿一/講談社現代新書 初版2017年11月20日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は、敗戦直後の幣原内閣で、開戦・敗戦の原因と実相を明らかにするために設置された国家プ…

『校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術』を読みました

今年95冊目の読了は、『校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術』(毎日新聞校閲グループ/毎日新聞出版 初版2017年9月5日)です。広告で本書のことを知り、買い求めました。 本書は、毎日新聞の校閲記者が普段どのように新聞記事の校閲を…

『食いつめものブルース 3億人の中国農民工』を読みました

今年94冊目の読了は、『食いつめものブルース 3億人の中国農民工』(山田泰司/日経BP社 初版2017年11月13日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は、ノンフィクションライターで上海に住む著者が、中国で出会った「農民工」と呼ばれる…

『老人の取扱説明書』を読みました

今年93冊目の読了は、『老人の取扱説明書』(平松類/SB新書 初版2017年9月15日)です。帯に書かれていた「老いた親との上手な付き合い方」という言葉が目にとまり、思わず買い求めました。 本書は医師である著者が、老人特有の困った行動の原因…

『生と死のことば 中国の名言を読む』を読みました

今年92冊目の読了は、『生と死のことば 中国の名言を読む』(川合康三/岩波新書 初版2017年10月20日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は中国文学者である著者が、中国古典の中から「生」と「死」をめぐる60を超える名言を選び、先哲…

『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』を読みました

今年91冊目の読了は、『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』(鴻上尚史/講談社現代新書 初版2017年11月20日)です。新聞広告で本書が目にとまり、専門家でも歴史作家でもない鴻上さんが、なぜこのような本を出したのか興味を覚えて早速…

『東芝の悲劇』を読みました

今年90冊目の読了は、『東芝の悲劇』(大鹿靖明/幻冬舎 初版2017年9月20日)です。新聞広告で目にして、買い求めました。 東芝の経営危機が言われるようになってから、数多くの「東芝本」が出版されています。本書は、朝日新聞の記者で20年にわ…

『人類5000年史Ⅰ-紀元前の世界』を読みました

今年89冊目の読了は、『人類5000年史Ⅰ-紀元前の世界』(出口治明/ちくま新書 初版2017年11月10日)です。筑摩書房のホームページで知って、さっそく買い求めました。 本書の前書きによると、出口さんが2016年に出版した『「全世界史」講…

『暮らしのなかのニセ科学』を読みました

今年88冊目の読了は、『暮らしのなかのニセ科学』(佐巻健男/平凡社新書 初版2017年6月15日)です。書店で目にして手に取りました。 本書は、理科教育の専門家である著者が、「ニセ科学」といわれるものの中でも、健康や医療に関するものを取り上…